たかしの投稿作品一覧

朝焼けに触れる指
その跡をなぞる夜
酸素の濃いこの部屋は何だか逆に物足りなくて
一つ多い癖がつく
余した紅茶の湯気が
君の後を追うように午後3時の闇に溶けていく
目の前で 抉って 晒して 崩して
触れないで 聴かないで 嗚呼、泣かないで
温度の無い指先の感触がまだ拭えないんだ
Hello & nic...

（A)
誤差みたいなたった一歩で
揺れる景色を見てた
いつからか 苦手な紅茶も
砂糖で誤魔化せなくなってた
（B)
本心じゃなくても望まなくても
「嘘だよ」で戻せない
玩具ならよかったな
「こんなつもりじゃ」なんてさ...

Just for you
jutst for you
君の為の歌を唄う人がねえ此処に居るから
扉を開けるときはきっと誰もが１人だった
行き先も分からなくて迷子になったりするけれど
いつだっけどこからか
こっちだよって声が聴こえて
手招きしてくれた君がいた
just for you
此処にいていいんだ...

午前0時前　気まぐれcalling
嗚呼　でなきゃよかったかな
5分メイクでいいでしょうどうせ
直ぐに落とすんだから
あれ　あなたも皆と一緒ね
煙草に火をつけて沈黙を煙に巻く
嗚呼　不足しすぎよ
我儘なんていつ言ったかしら
私が悪いみたいに言わないでよ
折れた時の気分教えて？...

右に左にあっちにこっち今度はどっち？
甘い蜜がありそうな方へ　Oh baby
花から花へ移る様に食い荒らして
それでも不満そうに今日も
Dance dance dance
飛べないフリも案外簡単なものね
罠にかかったのはどっちでしょう？　It's your loss
得意げな顔して獲物に這い寄るその...

あれいつからこんなんだっけか
気付かないうちに血が出てる
転んだんだっけかそれとも誰かに刺されたんだっけか
まあ別に痛くないからいいや絆創膏も要らないや
どうせ壊れたって構わないまた新しいのが来るから
僕の代わりなんていくらでも
嘘じゃない本心さ
誰でもいい事ならもう溢れてるのに
僕じゃなきゃだめな...

荒れ果てた部屋で音を消した君は
午後三時で止めて箱を閉めた
差し出した凶器は毒入りの飴玉
気まぐれで吐いた言葉が刺すのは所詮“ダレカ”
繰り返す“明日”は余計なお世話だよ
君も僕と此処でお茶会をしないか
閑古鳥さえ鳴かない部屋で
空のグラスに蜜を重ねた
街が透明な彩りに変わる前に
怖がらないでこの手...

一つ二つ崩れてく苦悩と嘆き繰り返す
三つ目も駄目でしたいい気味だね
増えるほど増長する（ほしがる）酷く滑稽極まりない欲望（せかい）は
後いくつの悲劇を生むだろう
幕を下ろし損ねたあの日が
今を僕を君を蝕んだ
眠れないまま探したんだ
僕は知らないあの唄
せめて君だけはと祈るのは嘘じゃないけれど
あとも...

離れて歩いたあの日を思い出す
出会った季節がいつしか君をさらう
俯く君が隠した言葉も分かっていたから
思い出が涙で滲む前に指を離した
今日も君がずっと変わらず
笑顔でいますように
そっと願うのは嘘じゃない
だけど少し寂しい
僕の居ない日々で君が笑う
君の居ない日々で僕も笑えるようになった...

部屋の鍵は置いて行くわ
どうせあなたは気付かないでしょうけど
空のグラスに次の蜜が
注がれる前に出ていかなきゃ
閉めたドアの向こう側の
寝息が聴こえてくるような気がした
ヒールの足音で掻き消して
そうよあたしは前に進むの
自分で蓋を閉めた
この狭い狭い箱の世界は...

指先の距離が0になった
ああどうしようデートの時間に遅れちゃう
前髪とかおかしくないかな？ないかな？
ああどうしよう君との初めてのデートは
わくわくしちゃうね幸せなクリスマス
「好きです」の一言は魔法のコトバ
踏み出せた一歩で距離が0になる
桜舞う季節君の笑顔に惹かれたの
目で追う季節は胸がぎゅっと...

いつかの夕暮れ違う空を見ていた
あの境界線さえ酷く曖昧で
軽く口づけた僕も君も知ってた
目を逸らす事はもうできないね
いつからか隠した違和感が
胸の奥つついて
覚悟したその日が
少しでもあとにと願った
繋いだ手の温度さえも当たり前の様な気がしてたんだ
見逃してばかりさ...

いつもの坂道同じ空を見上げた
ねえ君の目には何色に映る？
足元に咲いた小さな花の揺れに
目を向けるかそうじゃないかの違い
いつからか感じた違和感に
目をつぶっていたけど
レンズ越しの君に
ピントが合わなくなってきたの
繋いだ手が解けない様に速めた歩調にすら君はきっと
気付きはしないね...

右に左にあっちにこっち今度はどっち？
甘い蜜がありそうな方へ　Oh baby
花から花へ移る様に食い荒らして
それでも不満そうに今日も
Dance dance dance
飛べないフリも案外簡単なものね
罠にかかったのはどっちでしょう？　It's your loss
得意げな顔して獲物に這い寄るその...

（Ａメロ）
部屋の鍵は置いて行くわ
どうせあなたは気付かないんでしょうけど
空のグラスに次の蜜が
注がれる前に出ていかなきゃ
閉めたドアの向こう側の
寝息が聴こえてくるような気がした
ヒールの足音で掻き消して
そうよあたしは前に進むの
（Ｂメロ）...

止まない雨は無いらしい
誰かの歌がそう言っていた
だから傘もささないまま
君を捜してたんだ
「迷子にならないように
僕が隣にいてあげる」
「君の居場所の目印」と
指さして笑っていた
あの日から色づいた街も
今は雨に流されて透明な彩へ...

（リツ以下R）
ある朝僕は崖から突き落とされた
繋いでたはずのその両手で
（TAKASHI以下T）
複雑骨折命に別状ないらしい
じゃあこの胸の痛みもやがて消えるの
（R）
最初は泣いて癒えるのを待つだけだった
その内全ては黒く塗りつぶされた
（T）...

ある朝僕は崖から突き落とされた
繋いでたはずのその両手で
複雑骨折命に別状ないらしい
じゃあこの胸の痛みもやがて消えるの
最初は泣いて癒えるのを待つだけだった
その内全ては黒く塗りつぶされた
君の無言の一言がドミノ倒しみたいに
じわじわと心を葬っていく
あー人を殺すのに
あー刃物は要らないらしい...

偶然突然剥がれた
初めから狙い通り？
純真純粋珍しいの？
絡めて捕らえて
道徳背徳わかんないや
全部麻痺したの
感覚感情あげるから
この手を引いてよ
一言命ずれば従いましょう
私は貴方の望む子になれますか...

枯れる為に咲くならば
気付かなかった事にしよう
土砂降りだけど
傘はわざと置いてきたんだ
枯れそうなこの心に
水が欲しかった
あの日
君がくれたものが
いつかかけがえのないものになって
失うのが怖くて...

荒れ果てた部屋殺されたのは
不安定な呼吸か無垢な心か
光も音も色彩すらも
一瞬で消えうせた名もない箱庭
どんな言葉が君を葬ったんだ？
繊細で透明なガラスが割れていく
“幸せの箱”蹴り転がして
君は繰り返す
「どうせ空箱だから」
ただのおとぎ話なら...

「またね」なんてどうせ
笑顔ごと全部嘘で
指切りも僕の事も覚えてないでしょ？
だからもう信じないとあんなに繰り返したのに
ドアの向こうに影みてる
なんかオカシイね
連続する哀しみを終わらせる為の遊戯（ゲーム）
他人（ひと）に期待しない様にいっそ皆殺してしまおう
そしてナイフを手に取ったんだ
だけど最...