ブックマークした作品
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比べうる中で最低の考え事
浮かれたままで思い知る苦さ
かなぐり捨てた明日がこびりつく
本性の行き場かなわぬクレーター
もちろん無かったことには出来ない
時計の針はみっつだけなんだから
眠たくなってまぶた閉じたら朝になる
誰かが電子レンジのタイマーを間違えた
抱える程あったはずの戯れもちりひじに
抱え...赤道直下ホライゾン
ろろあ製菓堂
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行方不明の歌をずっと一人きりで
溶かしていくんだと思ってたんだ
透明に刻まれたのは心かもしれない
だってそれしかできなかったから
なにかを取り戻したいだなんて
どこかへ飛び出したいだなんて
感じることはなかったんだけどね
もう忘れてしまったのかもしれない
急に眠くなった明けない夜を越えるため
小さく...アシアトネイロ
ろろあ製菓堂
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見つからなかったものは
伝えてほしかったもので
探されなかったことが
今更になって食らう
お星さまお月さま妖精に
魔法の呪文願ってもねだっても
手に入ることがなく泣くなく
信じていたような気がするけど
間違いだと気づいたって言えばよかった
隠してしまえば捨てられないのにほら...極圧分布
ろろあ製菓堂
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もしも今まさにその指先が
シルシを迷っているのなら
選ばないで全て並べてみて
思い浮かぶものを見つめて
そうね今だからその唇が
コトバを探っているのなら
躊躇わずに全て落としてみて
願い募るものを感じて
気持ちに張り付いて現して
見透かされるのは怖いかも...一人称サブスクリプション
ろろあ製菓堂
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君がついた嘘を僕は知ってた
僕の吐いた息を君は見ていた
意味のない言葉を忘れてく
伝えることがなかったみたいに
どうしてかなって君が笑う
なんだろうねって僕も問う
ここにある気持ちをかき集めても
どうせ形になんかなりはしない
容易く揺らいであやふやなのに
こんなにも抱きしめていたいんだ...ワスレテクトーン
ろろあ製菓堂
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途切れたって長々アシアト
終わるわけじゃない続く日
シンバルは鳴らなくなったって
誰かがペダルを踏んでいるんだ
確かめたい?忘れられたい?
暗号化されたら私じゃ無くなる
寂しいのは脳みそのせいだから
躓いた暗闇当たる角爪先
選べない無尽蔵な選択肢を前に
選ばない安らぎ得るための鎖...トムラエーション
ろろあ製菓堂
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名前を知らないままで歌うのが好きだ
意味なんかどうでも良くって
ただ空気だけ震わせていたい
だってさ自己紹介なんて面倒だから
楽しかったことをただ話すように
下らないことを笑い合うように
それだけじゃダメな理由ってなに?
次に君を探すときに困るかも知れないけど
その時間は感触はずっと残ってる
輪郭を...ニジムネイム
ろろあ製菓堂
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薄い透明な壁冷たいのに溶けなくて
見えているのに触れないのなんで
どんなに温めても解けてはくれなくて
気持ちまで凍えてしまいそうになる
「元気になったらまた会おうね」って
最後の言葉にしようなんてずるい
「元気にしたいからそばにいたい」
むきになって叫んでた届かないのに
響かなくなった向こう側に歌っ...Wonder's HIGH
ろろあ製菓堂
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意識しなければいいなんて嘘
ほのかに漂ってくる幻想はいつか
憧れを人質にとって危うく誘う
見つからないものを静かにかざして
願いが妬みに変わってしまう前に
時間が経てば皆脆さを隠せなくなる
届いても気づけなくなるなんて嫌だ
誰かに届けられないのはそれよりもっと
空ばかり見上げているとね
躓いてしまう...little tricker
ろろあ製菓堂
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朝焼けに浮かぶオレンジの雲を眺めながら
「そういえば生まれたことないな」って思った
覚えてないし知らないし見たこともないよ
ウソだと言われても信じてしまうくらいには
疑ってかかるほどのことでもないたくさんの
通り過ぎた出来事も出会っていく物事も
私のことなんか知らずに流れていくんだろう
紅を差しては...オレンジ色の雲へ
ろろあ製菓堂
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ああ歌えたな今宵もこの闇に
誰に聞こえる事なく届くことなく
小さな波紋が広がっていくように
色とりどりの歌の花が咲いていく
静かに伝う音が滝のように逞しく
空を震わせて月を誘い出している
緩やかな風に浮かべながら響いていく
見送るように音を見つめて手を振る
上手に奏でられない日は幾つも
喉は掠れて息...クチビルテキスタイル
ろろあ製菓堂
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歌詞
A
日々を生きる強さを
知らないフリしている僕らは
弱音を吐くことすら出来ず
涙を浮かべてる
B
大人になるほどに大人になろうとしてた
溜め込んだ胸の奥 吐き出してみよう
S...解き放て[music: 陰影電設様]
No38
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音のない輪郭 繰り返すグランジ
取りこぼしたアネモネ わすれな草
昔からそう思ってたんだ もう少しだけ
明日からいつまでも うつむかないで
思い出の放物線 指の間をすり抜け
ため息のエアホッケー 見ないふりしてた
逃げ出したライオン 気付かないサイレン
ポジティブなさよなら 遠くを見つめた
その先の...Spotted Brinker
ろろあ製菓堂
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両腕に抱えた沢山のびいだま
お城のてっぺんから落としてみる
出口まで辿り着けるのはだあれ?
早くしないと捕まえちゃうぞ
扉は開けておいたから大丈夫
月の光を反射してキラリ
目に留まったならそっと指先で
そのまま口に放り込んじゃうから
奥歯でパキン喉元ジャラン
見開いた瞳孔みたいな球体は...可塑性トランザクション
ろろあ製菓堂
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勘違いで恥ずかしい?余裕だな
なら焦りながら笑ってろ走ってろ
答えを決めるのはひとりぼっち
どうせ泣くなら何もかも全力で
沈黙の五線譜に見切りを付けたら
鼻唄も口笛も引き連れて遊ぼう
時間忘れどんちゃん騒ぎ夜遊び
三日月に笑われたって構いやしない
道理なんて世界の言い訳でしかない
忘れられた君の鼓動...深碧-xin:pekki-
ろろあ製菓堂
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ひとつめの足跡はもう覚えていない
誰かの記憶に小さく残ってても
産声も歓声も感じなかった
だからタクトは振られるんだ
気後れて隠したプレゼントに記す
破られた包みもちりばめた笑顔も
お礼もお返しも要らなかった
そしてギフトを私とあなたで
通り抜けていくいくつもの雫
冷たいものも暖かいものも...未来色シグネチュア
ろろあ製菓堂
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歩いていたいのは確かなんだ
急ぎたいわけじゃない
目的地はどうでもよくて
意味を求めるには寂しい
足跡は残らなくていい
そんなものはいつか消える
体が感じる景色だけで
その時間は豊かに実る
山の上も海の底も
きっと素晴らしい...うそつきポラリス
ろろあ製菓堂
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気が遠くなるどこまでも劣勢
指は十本しかない足は二本だけ
泳ぐ目玉あえぐ唇
ひとつ残った頭で何ができる?
空を仰げ曇天の下でも構わない
破裂みたいな咆哮を上げろ
周りの敵をオーディエンスにして
その熱で雪崩れさせろ凍えた山を
Wow Wow Yeah! Wow Yeah!
主導権握りしめて歌え叫べ...prominenceR
ろろあ製菓堂
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今日もギラギラ星がキラキラ
夜空の下で傘を開くの
今夜の空は星が多くて
予備の傘にも出番有るかも
星はきれいで可愛いけれど
あの端っこは当たると痛い
特別製の傘は丈夫で
星が飛び跳ね空に帰るよ
迷子になった星を導くと
たまにくれるお礼の星歌...月夜の下で傘を差す
ろろあ製菓堂
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思ってるよりも天の川はぬるくて
少し泳いで上がってたら風邪を引く
はくちょう座の性別は雄だったっけ
みずへびは男子うみへびは女子だって
あの双子座の血液型はなんだろうね
ちょっと待ってこいぬ座メチャでかい
だったらおおいぬ座はどれくらいあるの
羅針盤も六分儀も使い方わかんない
星空を歩いていると時々...てくてくこんすたれいしょん
ろろあ製菓堂
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「好きなら」「好きなのに」って言葉に
縛られ束縛がんじがらめクサリカタビラ
あのね外から「好き」はやってこないの
それは中から「好き」って言えることだよ
順番や道具が叶えてくれる魔法じゃなくて
誰にも言わなくていい誰かに言いたくなる
何かを介さない自分と「好き」だけの合言葉
それは振りかざさない見せ...スキナラスキニシナ
ろろあ製菓堂
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描きかけのキャンバスを投げ捨てた
何度新しく取り替えたって
イライラはおさまらない
劣等感に色を載せても汚いだけ
「もう少し」「あとちょっと」
ずっとおだてられてきたんだ
出来るまでやらされてまた次へ
休みなく滞りなく矢継ぎ早に
私が何をしたって言うの?
誘導尋問にかかるように...遠巻きのイクリプス
ろろあ製菓堂
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さびしいの?
さびしいんだ
よかった君がさびしくて
ちょうど私には都合がいい
伏し目がちな君を
クスクス笑っていると
いじめてるように見える
本当は大好きなのに
だって嫌だもんね
さびしいの嫌だもんね...ぱらいそシークエンス
ろろあ製菓堂
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ずっとずっと目を閉じながら走ってた
どこも見なくてもいい誰も会わなくていい
信じるものだけめがけて真っ直ぐに
ふとつまずいて見渡すと誰もいなかった
ノイズ越しの誰かが私を急かしてる
目を閉じて走り続けろって怒鳴ってる
ここに太陽が有るのか月が有るのか
私は何も知らない知らなかったのに
その声も良く聞...ヨウコソライフ
ろろあ製菓堂
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「忘れないで」より言いたい「覚えてるから」
「いつかまた」より伝えたい「次いつ会える?」
独りよがりで自己中でもたれかかってばかり
無責任極まりないけどそうしたいの
希望的観測が嫌い現実を鷲づかむ
相手の都合なんて知らない
会いたいから会いに行く
意志ってそういうことじゃない?
上手くいかないことの...独善的ペスカトリス
ろろあ製菓堂
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大気中に含まれる憂鬱な成分を
まとめて除去したら残ったのは
必ずしもハッピーではないように
君の辞書に落書きは絶えない
難しい顔して問いかけにも無反応
まとまらない考えは地図を白紙に
コンパスはいつからか壊れていたのに
それに気付いたのはあの日の雨から
限りある未来を等分しても僕らは
歩幅を合わせる...桃源郷EXOSPHERE
ろろあ製菓堂
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瞳もクチバシも軽やかに羽ばたく翼も全て
吹き出したばかりの血の色したbloody bird
「ヤツの仲間はどこにもいない親も子もない」
「どこからともなく現れ血塗られた声で囀る」
「ヤツはそのクチバシで刺し殺し食らう」
「ヤツは死臭を嗅ぎ分けて獲物を食らう」
「ヤツは死の瞬間を予期して現れる」
「ヤ...shooting the bloody bird
ろろあ製菓堂
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まぶたを開けたら一面に広がる
空色の花畑に佇んでいたらそれは
どちらが空か分からないくらいに
少し笑って身動きが取れなくなる
花は明日を知らない空も知らない
風が種を散らして根を葉を広げて
僕はそれを称えることしかできない
お疲れさまの一言でもいいかい?
境界線の見当たらない水色の世界は
いつか必ず...ユビキリスカイ
ろろあ製菓堂
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「ずっと輝いてるから」
「いつだって見つけられる」
そんな歌の台詞みたいに
信じていたかったのに
どこにだってあるありきたりな思い出を
絶対に私のものって言い張れないような
あの時くすねた誰かの嘘がまだ残ってて
私の首輪になってるんじゃないかなって
言い切ってしまえばそれは「真実」と名が付き
大手を...自虐マジックショウ
ろろあ製菓堂
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赤い信号がキラキラ輝いて消えて
すぐに動かなければいけない理由
そこにあるのは色が違うという事実
私の意思に介入するわけでも無いのに
立ち止まっていてもそうしたいだけで
進まないことにイラつくのも自由だけど
目的とする場所もなければ将来もない
そして誰にだって等しく時間は流れてる
いっせーので足並み...Anonymous Signal
ろろあ製菓堂
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