心音
泣きたくなくて 空を見上げた
静かに揺れて 舞い散る雪の円舞曲
窓から漏れる 明るい光
白い吐息が 目の前を煙らせる
微かな願い 宙に放った
濡れた頬を そっと
冷たい風が撫でた
時が経って 全て呑みこんで
深く底に沈めても
前を向いて 只探る様に
伸ばした この小さな手のひら
塗りつぶす様に
掻き鳴らす心音
けして忘れぬ様に
刻みこむ記憶
永久を願う様に
響かせる旋律
けして絶やさぬ様に
紡いでく物語
いつか消えゆくモノとしても
溶けて消える故にも
Because I don't wanna lose anymore
鳴りやまぬheart beat song
いつか消えゆくモノとしても
溶けて消える故にも
鳴りやまぬこの心音を
響かせる永久に
塗りつぶす様に
掻き鳴らす心音
けして忘れぬ様に
刻みこむ記憶
永久を願う様に
響かせる旋律
けして絶やさぬ様に
紡いでく物語
泣きたくなくて 空を見上げた
静かに揺れて 舞い散る雪の円舞曲
読み方は「しんおん」です。
雪の凜とした感じとか、自己表現とか、生が有限であるが故の存在意義とか。