【初音ミク】wondering,wonder【オリジナル】
少女に出会った。
年は4つか5つくらいだろうか。あてずっぽうで、自分の主観が多分に含まれているため、もちろん定かではないのだが見た目はそれくらいの、幼い少女だ。
こちらも主観が多分に含まれるのだが、非常に整った顔立ちからは少女とは思えない程の知性が窺え、青白い肌も相まって少し病弱そうな印象を受ける。
さて、この少女。名前は分からないし、もちろん初対面なのだが
全てを破壊していた。
ありとあらゆる終末論を携えた彼女は、ありとあらゆるものに絶望していたのだ。
そんな彼女に出会ってしまった、「僕」の歌です。