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絡繰娯楽

hal

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和風な感じのKAITOオリジナル曲です。
勢いで最後まで突っ切ってしまいました。
声が何となく、ねっとりしています。
(どうにもこの表現以外思い浮かばないので…)

歌詞の仮名表記については不完全で申し訳ないですが(動画版と同じにしておきます)、雰囲気をお楽しみ頂ければ幸いです。

ニコニコ動画版:http://www.nicovideo.jp/watch/sm3242441
動画内のイラストはピアプロより数点お借りしています。

※カラオケ版(ブログに置いてます)
http://halaki.seesaa.net/article/109324415.html



<歌詞>


さあさあ御立会ひ 実に僭越ながら  
手前が一寸御時間拝借致します

折節告ぐる桜 年毎に比べ
急きて生くは人の性と仰せらるや
花に祭りに 刹那 酔へど狂へど
挙句消ゆる灯火 憂ふと聞きませば

さて 万の奏づる其の息吹 
果て知ればこそ真いとしきかな

宵や明けやが 幾度繰られ
響くは 去りし月日の曲節
其愛しからば 言の葉重ね
宴の肴に 歌を添へませむ

老いを厭へど 世の常は 
悠久に身を 置く物を 
怪しき様と 忌むと言ふ
然様然らば 面白し
 
歴史手繰らば 泡沫と
覚ゆれど一生 唯一度
手枷足枷あらむとも
幕降るる迄 美しくあれ

夏の五月雨 暮れの細雪
形を得ず霞むが 雅なれど
果敢無き命と 頻りに泣かば
歌に包み 姿を伝へませむ

切なる思ひ 交じらふ心
褪せて忘らるるが 現なれど
契り失するを 否み嘆かば
歌に納め 永久を与へませむ

如何にも 此の世は飽く無き珠玉の蔵
声伏すれど おいそれと囃子は止まぬ 
今昔の音綴るを 我が徳とせば
憂き世の三文芝居 興ずと致します