A. I. Syndrome/初音ミク
例えば僕らが今歩いている この大通りの人波に紛れて
100人に2,3人位の割合で アンドロイドだとしても
無機質な世界にしたもんだね
誰もかれもそっと通り抜けて行くだけの日々
ねぇ神様 もしもそこにいるなら
声を上げて嘲笑ってあげる
世界がいつか終わるというなら
僕らは一体 何をなすべきなのだろうか?
ねぇ神様 こんな僕の問いかけ
貴方は聞こえない振りばかり
パスワードのようなそのフレーズ 呪文のように呟くよ
デジタルサウンドに乗せた ダイヤルは「111334444999」
例えば僕らが今歩いている この大通りの人波に隠れて
100人に2,3人位の割合で アンドロイドだとしても
何も変わらず街は流れる
こんな大きくて広いこの宇宙に
迷い込んでしまったちっぽけな惑星の中
僕も君も誰も彼も同じように たった一人ぼっちだよ
いつしかそう そんな事 当たり前に受け入れて
落ちる無感動の坩堝 消えぬメランコリック
どうして人はその足を ひたすら前に向けて進むのだろう?
そんなこと知らぬままの僕らは ただ歌い続けるのだろう
例えば僕らが今歩いている この大通りの人波に紛れて
100人に2、3人位の割合で アンドロイドだとしても
何も変わらず君は歩く
Written by Poe