君の居ない街にて
はじめまして。初音ミクに慣れるための習作であるとともに、初めての声入りの曲です。参加することそのものが目標というレベルの私にとって、曲がりなりにも歌詞と題名を付けると言うのがこれほど難しいとは……。やってみないと実感できませんでした。魅力的な歌を作られている楽師さんの方々に脱帽です。
<曲そのものについて>
伴奏はピアノのみの二重唱です。イ短調、8分の7(4分の2+8分の3)拍子のパートとハ長調、4分の4拍子のパートを繰り返しています。A-B-A-C-A-B-A’という古典的な形式感の曲です。
<歌詞>
楓の葉が紅く燃え 桜紅葉落ちる※
秋は深く冬近く 君は彼方へ※
遠くのあの町 今は寒く
初雪知らせる 便り届く
(※部分を繰り返し)
君去りしこの街に 北風が吹き渡り
氷雨降り落ち葉濡れ 人も絶えて
楓の葉も今は落ち 街は冬の景色*
霜が降りて道凍り 春をただ待つ*
遠くのあの町 雪は深く
雪解け知らせる 便りもまだ
(*部分を繰り返し)
冬が過ぎて君帰る 初音の季節を
<追記>
dynパラメータの調整方法を変更した新バージョンをアップしました。(6/19/2008)