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12月20日の恋物語

夢永美朱

夢永美朱

少女は、クリスマスイヴが近い12月20日に生まれた。
そして17歳の誕生日に同じ年の青年と出会い恋に落ちた。
そして翌年、二人は再びこの街を訪れ、愛し合う。

【歌詞】
灯りが燈る夜の街
降り注ぐ白い雪
僕の体を温める
それは胸のときめき

僕が思い切って告げた
君へのこの思い
その時から君と僕は
恋人同士になったよ

喫茶店のテーブルを挟んで
君と僕が向き合う
両手を少しずつ伸ばし合い
そのまま君と僕の指が触れ

少しずつ互いの指が深く触れて
手と手が握り締め合う
この手に伝わる君の温もり
僕は思い出す、あの頃を

12月20日に君は生まれ
十数年後の12月20日に君と会った
同時にその日が僕の恋の始まり
僕の胸の鼓動が激しい

君に一目会ったあの時から
僕は君に心を奪われていた
僕は君をずっと何処かで求めていた
僕の思いを委ねられる人
そう君を

     *

ベンチに座り二人きり
肩を寄せ合っていた
君が何時も見せる笑顔
それは天使みたいで

少しずつ君と僕の
顔と顔の距離が
縮まっていき、そしてそれが
僕のファーストキスだったよ

君のことが好きで好きでたまらない
この気持ちが通じて
僕の恋物語は次のChapterへと
展開をしていくんだね

もう今は君と一緒に居る時が
僕の幸せの絶頂の時なんだよ
突然君を抱き締めてしまう
抑えきれないよ、この気持ち

12月20日の恋物語
それは同時に君のHappy Birthday
君と僕の忘れられない一日が
また今年もこうして訪れた

二人だけのBirthday Party
テーブルの上に君のBirthday Cake
それを挟んで互いを見詰め合っている
君も僕も顔が火照ってる


君との恋が始まってから
初めてのベッドルームで
互いの身に纏ったもの
全てを脱がしていく

初めて見た裸の君を
僕は思わず激しく抱き締めてしまった
「大好き」「大好き」「大好き」「放したくない」
「ずっとこのままで居させて欲しい」


12月20日の恋物語
それは同時に君と僕の幸せ
僕は君のために生きているみたいだ
激しさを増す君と僕の恋

何もかも許しあえるくらい
僕は君を心の底から愛してる
だから僕は君のために蓄えたMoneyで
君にプレゼントするよ、輝く指輪を
I Love You…