冷たい月
久々に初音ミクDarkを用いた曲です。
仕事の帰り、車窓から紅い月を見たときに思いついた曲です。
「人々は忘れていた...月は...」
以下、歌詞:
車窓から見える紅い月、美しいというが
鮮血のようなその色で、恐慌に駆られる
月は何も照らさなかった。月光は儚く。
街灯は月の身代わりに、まばゆく輝いた
人々は忘れてた、月は無機質なこと。
人々は忘れてた、月は輝かぬこと。
ベランダで見える紅い月、十六夜と騒ぐが
月の冷たいその微笑み、狂躁に駆られる
月は何も語らなかった。じっとこちら睨む。
虫の音は月の身代わりに、夜の街ざわめく
人々は忘れてた、月は砂漠が続く。
人々は忘れてた、月は命を生まぬ。
ぬくもり無く、映る姿。
空に吊された、砂玉。
妖しく染まりしその月は、
何も与えてくれない。
人々は忘れてた、月は無機質なこと。
人々は忘れてた、月は輝かぬこと。
人々は忘れてた、月は砂漠が続く。
人々は忘れてた、月は命を生まぬ。