小麦色の天使
■ほぼ同名の作品のタイトルに感銘を受けた曲です
真っ白な服を着てる女の子
僕の昔の記憶
会話も場所も覚えていなくて
まるで夢のよう
風のように消えてしまいそうな小さな体
太陽のように遊ぶ二つの影
草むらへ消える
いつまでも眺めていたかった
小さい仕草一つ残らず
夏の日差しはスポットライト
君は小麦色の天使
真っ黒に肌を焦がしてゆくけど
僕は明日も君と
日差しも虫も苦にはならなくて
まるで夢のよう
風と共に消えてしまいそうなガラスのマント
花火のようにはしゃぐ二つの影
大空へ消える
土砂降りが雲から落ちるような
悲しい涙すべて含めて
夏の生まれ変わりみたいだね
君は小麦色の天使
心と体とが違う時間で進んでくようだ
面映ゆいこの記憶をまた思い出す
ひと夏遊んだだけの小さな天使は
まだ僕の心の中で羽ばたいているよ
名前さえも覚えていない
幼い記憶の片隅で
夏の小さな夢と幻
君は小麦色の天使
ららら…