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詩人陸機と、その詩「猛虎行」を私なりにまとめてみました。資料が少なかったり、漢文の解釈にほんろうされたりして、想像補完部分は多いかもしれませんが、理解の一助になれば幸いです。
「猛虎行」 成立年は不詳だが、おそらく晋に仕官し始めてからの作。
<原詩>
渇不飲盗泉水 熱不息悪木陰
悪木豈無枝 志士多苦...猛虎行用資料
浮草
渇けど喉は盗泉の水で潤すことなかれ
熱けれど身は悪木の陰で憩わすことなかれ
悪木に豈に枝なからんや 高き志士には苦心も多し
馬車を整え時命を肅み 鞭を手に取りいざ遠方へ
飢えては猛虎の穴に食らい 凍えては野雀の林に栖む
日は歸きて未だに功の建たず 時の往いてすなわち年は暮れる
崖のふちより雲はたち ...猛虎行【動画化完了】
浮草