kakimoriの投稿作品一覧
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Synchro NiGHT -AntiStory-
「ね、ミヤ、あんな言い方してみなよ、誤解を招くどころじゃすまないだろう?」
ユナに接触するミヤの様子をモニター越しに見ていたが、あれはどうみても誤解を招くだろう。
ミヤに簡易の爆弾を投げつけるが、斬られた。
さすがはミヤだ。
「爆...Synchro NiGHT -Story-
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Synchro NiGHT -6-
私たちは時計塔にいた。
レイが水晶に戻ってしまい、ミヤの鎌に羽ペンは叩き折られた。
なんとかここまで来れたけれど、タイムリミットも近い。
「ごめんね、ユナ、この街はもうもたないや」
「いいです、リノさんがいない時点で、私は生きていけないよなって思っ...Synchro NiGHT -6-
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Synchro NiGHT -5-
「あ、あれ!?」
突然立ち止まった私に驚いたのか、アイさんが石に躓いた。
「どうしたの…?」
「リノさんの、反応が途絶えました…
最後に、何か特殊な波動が感じられたような気もするのですが…
すごく嫌な予感がするんです…」
ふむふむ…とうな...Synchro NiGHT -5-
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Synchro NiGHT -4-
最近は本当に一日が長く感じられるのだ。まるで誰かが時間を操作しているように。
しかし、それはただ私が、未来を見ないようにしているからかもしれない。
私が見なくても、誰かが示してしまうというのに。
アイさんは緊急集会で告げた。
この街に危機が迫ってい...Synchro NiGHT -4-
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Synchro NiGHT -3-
「ねえ、ユナ。」
「本当は知ってるんでしょ?」
「予知できるんだよね?」
「もしかして、あえて見てないふりをしてるの?」
「悪夢、止められるかもしれないよ」
話しかけないでよ、いつ起こるかは分からないし…止められないことは止められないんだもの。
「...Synchro NiGHT -3-
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Synchro NiGHT -2-
「ねえ、ユナ知ってる?彗星が来るんだってさ」
私の隣でくつろいでいた、りおんがそう言ってきた。
「うん?初めて聞いた、何て彗星?」
彗星とかが来るのなら、ルリナさんが教えてくれるのにな、とか思いながら聞いてみた。
「アニソン彗星なんだって!」
「...Synchro NiGHT -2-
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Synchro NiGHT -1-
「ユナー!ちょっとこれ見て、凄く綺麗」
明け方の海岸。
リノさんの声がする。
私の先輩、お姉さんみたいな、優しい人。
私、ユナは駆け足で向かう。
リノさんを待たせるわけにはいかないのだ。
「何かあったのですか?」
リノさんの隣に立つと、リ...Synchro NiGHT -1-
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Synchro NiGHT
此処に来るのも久しぶり。
私のオリジナルが描き出した、いくつもある世界、そのうちのひとつにしか過ぎないけれど。
それでも存在はそこにいて、こうしてオハナシができているんです。
オリジナルでない私は、物語は変えられない。
ただ物語を語るだけ。
そろそろ時...Synchro NiGHT -0-
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願い、星にかけて~残された秘密と無限世界~
パーティが終わった。
横になって空を見上げる。
まだオーロラの光がチラチラと揺れているのが分かる。
残った疑問は多い。
何故、レンがレイになったのか、とか…
その全てが解ける時は、来るのだろうか?
「こんなところで、何の考え事かな?」
...願い、星にかけて~残された秘密と無限世界~
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願い、星にかけて~世界の破壊と目覚めたレイ~
「ミツ…キ…さん…?」
「ミ…ツキ…さん…」
あ…目が覚める。
どれくらいの間眠っていたのだろう。
誰か、ここの空間を見つけたのかな。
「ミツ…キさ…ん…!」
「あ、ルア!あれ、どうしたの?」
「あ…の…リノ…が……」
リノがどうか...願い、星にかけて~世界の破滅と目覚めたレイ~
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願い、星にかけて~レンの反抗、リンの暴走~
やっと見つけた…
手紙に書かれた場所
あとはミツキの動き次第か。
魔法陣を作っていく。
「ふふ、ありがとうね。わざわざ私たちの手伝いをしてくれて。」
…荒らしなのだろうか?意図が読めない。いったい何を考えているのか…
「これで、この世界を...願い、星にかけて~レンの反抗、リンの暴走~
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願い、星にかけて~KAITO,MEIKOの想い~
……そう、悪いのは私だ。
私は飛び続ける
リンのせいじゃないんだ、これは、私が引き起こした願い。
私は飛び続ける
早く、早くこの手で止めないと…
私は飛び続ける
森の中、何故か開けた場所、綺麗な星空。
ーここが、...願い、星にかけて~KAITO,MEIKOの想い~
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願い、星にかけて~ルカ参戦と加速する物語~
次の街は、広大な海に面したところだった。
「ここは、ボカロRPGの街なんだよ。それぞれの世界に行けるネットロードも、どこかにあると思う。」
リノは嬉しそうに説明した。
いや、何でそんなに嬉しそうにしてるの?
ミクが同じことを思ったらしく、リノに...願い、星にかけて~ルカ参戦と加速する物語~
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願い、星に掛けて~荒れる世界と願い星~
リノに呼ばれて出た先…
そこには、荒らしの集団ができていた。
リノが飛んできて、私たちに説明してくれた。
「今、MMDのモデルと多くのユーザーを巻き込む事態になってる。荒らしが増えて、酷い状態だよ。早く止めにいかないと…」
MMD…通称MikuMik...願い、星にかけて~荒れる世界と願い星~
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願い、星にかけて~リンとリノ~
「ねえ、リノ…」
私は窓辺に立つ少女…願音リノに声をかける。
「…なに?」
数日前にここに来た、私そっくりの少女。
「あなた、いったい何者なの?」
願音リノ。私…鏡音リンの願いから生まれ、実態化した。元々が私の願いのため、感情がリンクしている。
私が今...願い、星にかけて~リンとリノ~
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ミク「ふぁ~ぁ(ーо ー)°」
リン「おはよー…!?(_ ;)」
レン「…ックnw……ww(▽`°)」
ミク「どしたのー?(・ν・;)」
ミク「(ー ν ー;)……?」
ζ ←(双子目線)
(・д・)どしたのー?
ルカ「何してるのだー?」
双子「(このままにしておいてみよう)…」...ぼかろ一家 ーはじまりー
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<冥界の主>
…隠れておいてよかった…
サーバンツの二人は神の子だから、
捕まったらひとたまりもないよ…それに、この器だけは渡せない。
森にかえるのを、ミカエラも待ってはいると思うけど…
これがなかったら…
<墓場の主>
Ma…相変わらず適当な人ね。
器の化身でもないのに…
あなたの放った「おそら...短編小説「茶番カプリシオ」2
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茶番カプリシオ
今日は月が綺麗ね。
私は台の上に立つ。
なるべく威厳のある声で開廷を告げる。
「今から、裁判を始める。内容は、憤怒の器のこと。」
「『さあ、開廷の時間だ』」
かつて父と呼んだガレリアンの放つ言葉が、頭の中で響く。
裁判の準備?しないよ?
…怠惰の悪魔の性格上、メンドくさいことは嫌い...短編小説『茶番カプリシオ』1