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白い花びら舞う頃 きっとあなたに会いに行くわ
いつも見つめていた 陽射しはじいて走る背中
近くてでも遠くて うつむいていたあの日の道
白い花びら舞う頃 遠い空へと呼んだ名前
めぐり合う意味探して きっとあなたに会いに行くわ
いつもおびえていた 風のざわめきにも震えた
繰り返した日々の 終わりのときも...白想花(仮)
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若草萌えて 匂いおこす青時雨
踏み分ける音 浮かび来る面影
定まることを知らぬ世に 結びては落つる露命
祈る言の葉 うつろえど 願いはとこしえに
彼方へ過ぎし月日 夢となり 数え切れぬ夏を越えてなお
木漏れ日揺れる まるい頬 いまもあせぬまま
伸びあう雲を染める入日 茜色
照らされる背に 遠き日の歌...追想歌(仮)
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遠くに聞こえる鐘の音 街を見渡す丘の上
沈んでいく陽の光に 浮かんでくる街の灯(ともしび)
これはようこそお嬢さん ぼくと一緒に踊りましょう
ありがとうでも踊れないの 踊り方を知らないから
ぼくがいる 大丈夫さ ほらここに右の手重ねて
こわくない 顔を上げたら そっと一歩踏み出すだけ
夢見る吐息は風...丘の上で君と