タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧(82)
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あの頃に戻りたいな
いつのまにか消えてしまった
軽はずみな代償を
あの頃はきっとさ
煌めきをなくしたことにさえ
気づいてなかった
さぁ こっちおいで もういいかい
鬼さん 鬼さん 手のなる方へ
なんて 落ちていく
あぁ 痛くて 痛くて...宇宙は翔べた
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夢を見ていた
酷く 長い長い夢
目覚めてしまった
未完成のまま 終ってしまった
誰も来ない 何処にも行けない
そんなの望んじゃいなかった
どう生きて どう死んでいくのが
正解なのか しらない私たちは
今日も 曖昧のまま眠りにつく
逃げるような 夢を見たがった...眠り姫
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想い出に背を向けるよう
瞬きで知らないふり
君を 僕を
忘れたいから
君も 僕も
忘れたいだろう
何も振り返らないよ
だけどさ だけどさ
今だけ、 今だけは
少しでも 少しだけ...eyes
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月が藍に染まる
白い吐息が混ざりあう
重ねあわせた肌を溶かす
冷たい眼差しの影
錆び付いた世界と
歪みを生む記憶が
互い違いに乱射する
理由なんていらない
不確かな明日が手招いている
藍に透け出す 揺らめく月の...孤月
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悲しいことばかりじゃない
笑えないことばかりじゃない
眠ったら朝が来て 時が流れて夜になる
アスファルトに咲いてる
小さな花にも名前だってあるんだ
僕が知らないだけなんだ
独りぼっちを抱えて
笑えない冗談にぶら下がったら
バイバイバイ
前向いてらったった...らったった
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星を並べて
繋ぎ止めたら三角形
星を崩して
ちりばめる冬の夜空に
流れるの
白い吐息と 冷えた肌の温もり
重ね合わせた 手のひらにこぼれる
真っ白な嘘と それさえ染めてしまう
真っ黒な本音が 交互に光る
出会う 二人の奇跡 引き離される運命は...夢とステラ
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いつだってそうだ
汚れた二酸化炭素を吐いていた
君だってそうだ
汚れた二酸化炭素を吸い込んだ
ナイフを喉元にあてて
ライフル銃と大脳が
踊り出すまで 三秒前
ガスマスクがないと息ができない
君が殺さないと僕は死ねない
神様がつくったお伽噺をしようか...ガスマスクがないと息のできない僕はどうか君に殺されたい
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聴こえないから死んだふりをした
そんな毎日ばっか流れてった
何もみたくないから 今日だって
いつもよりフードを深く被せた
他人の不協和音が響いている
歩いてきた道が 知らないうちに消えていく
僕はね君が思っている以上に
君の声しか聴こえてないよ
知らないだろうけど
僕はね君が感じてる以上に...僕は君が思っている以上に君の声しか聴こえないんだよ
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乾いた唇が重なる冬の夜
一瞬の愛だったけれど
感動だとか なにもないわ
指先で触れたら 気づいてよ
キスしての合図
指先を踊らせて 引き寄せて
もっと深くまで 絡み合って
LIP LIP 冷たい唇が
触れるだけじゃ終われないよ
LIP LIP もう一度だけ...LIP
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夏を見上げて
散りばめた星を並べては
色褪せない寂しさが滲んでいく
燦々と陽だまりのなかで 君は
トントンと刻まれる僕らのセカイ
みんみん蝉が過ぎ去る夏を唄っていく
もう一回だけ あの夏を 僕の夢を
追いかけていたい ずっと想い出の先まで
もう一回だけ あの夜を 僕と君を
握りしめた 離さないように...Last Summer
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そよ風の波間に揺られ
翔んでく麦わら帽子が
青い 青い 宇宙へ
ふわり ふわり 踊る
燦々とした陽だまりの
汗ばんだ君の手のひらが
さらり さらり 撫でる
ふわり ふわり 眠る
夏が僕らを見下ろすように
ただ笑って咲くのならば...タイトル募集中
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だんぼーる だんぼーる
貴方の記憶も全部つめて
だんぼーる だんぼーる
嫌な記憶も全部捨てられるの
大きなハコに
小さなハコに
しっかり閉ざしてください
割れ物注意
割れ物注意
貴方から離れていきましょう...だんぼーるのうた
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今日も夜空を歩いてく
南の天にこんばんは
今日も月が綺麗だね なんて
冬風が君の髪をさらっていた
さら さら さら さら さら
オリオン座が手を振っていた
月並みなことしか言えない
また今年の冬が過ぎ去っていく
月並みな愛だけを信じて
春を待ってる僕らの世界は...ツキナミ
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月明かり 眩むように まだ明けない一夜
後ずさり 少しずつと 君と離れていく
泣かないでと 拭き取った 涙雫
僕は君と居られない
黄昏時 すれ違い 何も知らないふり
宵月夜 君と逢う 2人寄り添って
君が眠り 僕は愛おしそうに 静かに
別れを告げて 走り去っていく
僕はだめですかなんて わかってるフ...愛し(かなし)
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メイディ メイディ 応答してよ
洗い流せるくらいの雨乞いを
メイディ メイディ 応答してよ
愛を捨てられるくらいの覚悟を
だるまさんが転んだって
一歩進んで二歩下がっちゃ
意味もない 意味もないの
わかってる
ハッと息を吸い込んで
汚れた二酸化酸素を吐いて...メイディ
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今宵も夜は一人で
冷たい床に伏せる
窓からは見えない星空が
私の心を引き裂くの
霞がかった先には
背を向ける貴方の姿
何故 こちらを向かないのですか
「君は幸せになってね」
嫌い 嫌い 貴方に嫌いと
叫ぶ私の夢は千年先にも...夢をみるひと
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さぁさ いらっしゃいまし
こちらは夢を売っております
どんな夢も 望むのならば
貴方のもとに
蝶の見た夢も 花が見た夢も
貴方がみたいと思うなら
喜んで売りましょう
でもそれはだれかが見た夢を
繰り返しているだけ
それで満足するなら 私は...夢を売るひと
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潸潸と降る雨の天
窓に見える 散った花びら
貴方の横で 奏でていた
中古のオルガンの音は小さく消えた
珈琲の香る アパートの一部屋
青と赤のマグカップ 白い写真立て
何気ない会話を交わしただけ
少し掠れたオルガンの唄は
雨の音に負けて 聴こえないけれど
貴方のアルトと私のソプラノで...From me to you
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午後三時の日射しに あてられて
くらり くらり 眩む視界
溺れていく夢を見た
少し埃っぽい校舎の影が映る
プールサイドを駆けていく
くらり くらり くらり くらり 崩れてく
昏倒ノスタルジック 君はギミック
ゆらゆら揺れる 水辺に浚われて
昏倒ノスタルジック それはトリック
なにも見えないと嘘をつい...昏倒ノスタルジー
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自分だってわかってる
意気地無しで弱虫な
硝子みたいに綺麗になれない
そんな心の持ち主さ
涙なんてみせないくせに
誰かしらに「愛して」
愛して 愛して なんて叫んでるんだ
夕焼けが綺麗だったね
明日はきっと晴天だね
煩いくらいの蝉時雨が 来世を...夕焼けアイロニィ
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あのね
本当はわかってたんだ
君がずっと想っていたこと
思考想像ショートするような
なんで?なんで?どうしてなの
妄想現実マッチするような
なんで?なんで?どうしてなの
溺れたのはプールサイドで
君が笑ったから
気づいたら染み付いていた妄想で...なんでなの。
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いない いないばぁで もういいかい
立入禁止 境界線
鬼さんこちらで手を叩いたら
新たなゲームの幕開けさ
だるまさんが転んだ 嘘ついて
花いちもんめで無視しないで
かごめかごめで今日もまた
ぐるぐるに融けていく
鏡に映るあたしの像は
嘘みたいに嗤っていた...バイロケーション・ロストガール