sinne-キョノリ＠戻ってくる努力中の投稿作品一覧

天高く突き抜けた一筋の光
その中に希望はありますか
希望なんて私が語るには重いものだけれど
絶望だらけの世の中では希望にすがりたくもなるのです
暗雲が立ちこめる空を見上げればその度に
悲しみがこみ上げてくるのは抑えられないものです
暗雲を晴らそうと人々は考え
その度に愚かな上に立つ人が暗雲を増やして...

誰かに頼ってばかりで、なにもできずにいた
「私なんて誰かに依存するしか出来ないの？」
自分で歩く事くらいしか私には出来なかった
何かを全力で守ることなんて叶わなかった
それが今、叶おうとしているの
こんなに、痛いけどいいの
私という、存在が、何かの役に立つなら
I Loved you　
守りたかった...

Aメロ
「一人ぼっちの寂しさは
誰にもわかりはしない」と
一人で勝手に思い込んで
塞ぎ込む誰かがいた
「一人ぼっちで居ることの
悲しみわかってほしい」と
心の中で思ってはいたと
誰かは呟いていた
Bメロ...

ミク視点
とりあえず旅館についたので、私は荷物を整理していた。
「でさ、リンちゃん。これから何するの？旅館に着いたのは良いんだけど」
私は同部屋になったリンちゃんに尋ねてみた。
「う?ん、ユアさんから聞いた話だとこの後喉自慢大会だって」
「のどじまんたいかい？」
私は首をかしげた。
えっと確か…それ...

【…ル…カ…】
「ルキ、分かったでしょう。貴方だって…」
ルカは、苦しむルキを見ながら言った。
ルカはもう、この世界の真理に気付いていた。
何者かが造った、悪夢なのだと。
夢が世界になろうとした、その結果なのだと。
「この夢は、現実に不満をもち、そして現実から逃げ出そうとした者の集う場所なのよ。完全...

「…」
キュウゥゥゥゥ…と機械の作動している音が聞こえる。
「はあ…」
自分が元人間だと思い出してからというものの、この機械の体を気にしなかったことは無い。
以前の自分がどうだったかなんていう疑問さえもうまれなかった。
ただ、この機械の体に違和感を感じる事しかなかった。
「ラル、大丈夫？」
「…ええ...

「ルキ…貴方までも…」
ルカは目の前に居るルキを凝視する。
彼はルカの従兄弟で、ルカともとても仲が良かった。
【君達が悪いんだよ。あの御方に逆らうから、この世界に逆らうから】
「貴方は一体何が不満でこの世界に居るの？」
ルカは冷静を保ちつつ、ルキに問いかけた。
【居るから居るんだよ。何が不満？じゃあ...

ララ視点
「…息抜き…？」
悪UTAUとの戦いが終わって数日後、ユアさんからこんな提案があった。
「そう。皆疲れているでしょうし、お母様が仰ったの」
「ピヨ…ピヨヨ？」
「『ですが、マキ様などの精神状態もあまりよくない状態ですが、大丈夫なのであろうか？』と仰ってます」
ピヨさんが私の心中を代弁するか...

ある日目が覚めたら知らない場所にいて、周りには知らない人ばかり倒れていた…。
なんていうのは、ちょっとした日常茶飯事だった。
「…また、やらかしたね…」
私が話しかけた相手は寝ているのか、返事は無い。
ちなみに、私の目の前には誰も立ってないし、周りに倒れている知らない人に話しかけているわけでもない。...

ミク視点
『エンジェルボイスター、まもなく着陸します』
『分かったわ』
ブリッジからそんな会話が聞こえる。
あの戦いの後、私達は島に戻って来た。
多くの大事な物を失って。
「…セリさん…リユウちゃん、メイコ姉、カイト兄…」
私達、勝ったんだよね？悪UTAU達と、決着をつけたんだよね？
「でも、まだ敵...

世界は無情です。
そのときの私は、凄くふさぎこんでいました。
まるで、今のララみたいに。忘れたい何かを忘れようと、必死でした。
この研究所は鬼だ。悪魔だ…。
やめて、ヤメテ…。
これ以上、ルイラとロイルをきづつけないで…。
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「リ...

メイコ視点
「皆はどうなの？カイト」
私は、ふと皆の状態が気になって、カイトに尋ねてみた。
「う～ん、リンちゃんレン君ミクとかは大丈夫だけど…何人か、墜落されてるね」
「そう…」
この戦いは、それ程に今までの戦闘の比ではなかった。
本当に、この戦いに全てがかかっている。
まだ操られたままのあの子達を...

【名前】
空理トーヤ
【性別】　【年齢】　【誕生日】
　男　　　　18歳位　　4月7日
【身長】183㎝　【体重】69㎏
【名前の由来、意味】
本名の真空理から一部抜き取って空理。
トーヤは本名を片仮名にしたのみ。詳しい理由は不明。
【好きなもの、事】
ご飯・歌・作曲・鈴音ララ・家族...

ルル視点
「…ねえ、私って、居て良いの？私…心を持ってていいの？世の中、悲しい事だけじゃないの？」
「ううん、違う…。だったら、今までの笑顔は何だったの…？僕を支えてきたあの笑顔は…なんなの？」
「…ありがとう。私、行くよ。ここに存在するよ。心、持ってるよ！」
瞳を開けば、其処には、ララが立っていた...

【名前】
未来音リノン
【性別】　【年齢】　【誕生日】
　女　　　　13歳　　　3月25日　
【身長】148cm　【体重】33kg
【名前の由来、意味】
未来の音。
【好きなもの、事】
春・鏡・鏡餅・冬眠・鍋・焼肉
【嫌いなもの、事】...

小説の進行具合。
【完結済み】
真音家シリーズⅠ
MVシリーズの意味
ミクと恐怖の一ヶ月
鏡シリーズ(ララの本当の過去などの話)
MVシリーズの秘密(ラルの本当の過去の話)
真音家シリーズⅡ
【連載中】
小ネタ集(不定期)...

ユア視点
「悪UTAUが攻めてきた…ですか？」
私は、突然の呼び出しに、困惑していました。
先程まで、私は部屋で待っていましたが、実衣さんからの通信により、私はブリッジへきました。
「…それも、恐らく悪UTAUの殆どです。本気で叩きにかかっているようですね」
実衣さんは、モニターをブリッジの大きい画...

ルル視点
「ララ…」
僕は、ララを見た。
いつもと変わらない姿、そのはずなのに…。
ララの目は、何も映ってないかのように濁っていた。
「ララちゃん、どうしたの？ねえ、何か返事して…」
＜明らかに、様子がおかしいな…＞
「うん…。ララ。返事して。ねえ」
「…」
ララは微動だにしない。...

??
嫌だ。
もう誰も失いたくない。
失いたくない？違う。
こんな感情を持ちたくないんだ。
もう、誰かを失って悲しむのは嫌だ。
もう、なきたくない。
涙なんて、かれるほど出した。
でも、誰かを失った時の悲しみは、とてもとても深く、青く暗い。
まるで、底の無い海の中に落とされたように。...

ラル達の家
亜歌詩(あかた)マンション。
主にメインキャラ達の住んでる場所
ラル達の居た研究所
真空理VOCALOID製作所
ラル…真の親がやっていた製作所。現在の所長は嬰兎となっている。
明田列田なども此処に勤務している
亜歌詩マンションからは30分強くらいの距離となっている
ラル達のやっているお...

【名前】
病音リズナ
【性別】　【年齢】　【誕生日】
　女　　　　15歳　　　11月28日
【身長】　表時120ｃｍ裏時150ｃｍ【体重】表時20ｋｇ裏時45ｋｇ
【名前の由来、意味】
病んだ音。リズとリナ。
【好きなもの、事】
マイマスター(ラル)・鈴音ララ・トマト・愛する事
【嫌いなもの、事】...

ミユウ視点
「…」
リユウが、死んだ。
それは、さっき、ノイズ君から通信で皆に報せられた。
「…死んだ…んだね…」
ガクッと、自分の膝が崩れる感覚がした。
「…ミユウっ！」
「…リユウ、リユウ…うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ...

ユア視点
「ユウ…。いえ、今はあなたのことは考えません。私に重要なのは、操られているUTAUの奪還及び、悪UTAUの殲滅です。あなたについては、後に回します」
私は、今は彼の事など考えず、目の前に居る敵を倒す事…。
【悲しいね、ユア。そうか、それもあいつらのせいなんだな。僕を除け者にした、あいつらの...

真音ラル
設定集
【名前】
真音ラル
【性別】　　【年齢】　　【誕生日】
　女　　　　　16～20　　　4月7日
【身長】157cm　【体重】ずたずたにされたい？
【名前の由来、意味】
真の音、良い音、留まった音等の意味が込められている。
【好きなもの、事】...

鈴音ララ
設定集
名前
鈴音ララ
【性別】　　【年齢】　　　【誕生日】
女　　　　　　13歳　　　　　4月7日
【身長】160cm　【体重】……？(知らないらしい)
【名前の由来、意味】
鈴蘭→鈴音ララ　鈴蘭の花言葉は「幸せの訪れ」や、「純粋」
幸せを振りまく純粋な子という意味も込められている。...

鈴音ルル
設定集
名前
鈴音ルル
【性別】　　　　　【年齢】　【誕生日】
どちらでもない　　　13歳　　　4月7日
【名前の由来、意味】
ルルの漢字表記は留留。留まるものという意味。
幻想に留まった存在。
【好きなもの、事】...

【名前】
白音フォウ
【性別】　【年齢】　【誕生日】
　男　　　　17歳　　　3月14日
【身長】169cm　【体重】59kg
【名前の由来、意味】
黒鍵と白鍵、フォルテ
【好きなもの、事】
音楽・ピアノ・音愛・ピアとアノとルテ・ラルさん・ホワイトチョコ・歌詞を書く事・癒す事
【嫌いなもの、事】...

「…」
気付けば、僕は閉じ込められていた。
捨てられ、時が経ち、元々の形からは変わり、亜種になっていた。
「…あなた方は、僕達を傷付けて楽しいのですか？」
「傷付ける？はは、そうじゃないそうじゃない。私達は君達を傷付けたいんじゃない。君達のこれからの活用性を見つけだそうとしているのだよ」
うそつき…...

「アリェア」
「何？姉さん」
姉さんは、突然私に話しかけてきた。
「アリェアは…私は、何でしょう？」
「分からない…この世界に閉じ込められてて、何らかのキャラクター、という事くらいしか私は知らない」
「はい、私も、それくらいしか知りません」
姉さんは、分からないと首を振った。
「…それが…どうしたの...

『少女』は、暗い部屋で目を覚ました。
『私』は、物に触れる事は出来なかった。
『イルナ』は、ただのプログラムだった。
「貴方は、感情を持ってる？」
「私は、コンピュータの制御プログラムであって、ボーカロイドではありません。歌う事も無いので、特に感情を要する場面はないです」
「そう？じゃあ、あなたは何...