歌詞を書きます。
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騒ぐ、胸の奥底
右手 名残惜しげに
ここにない誰かのぬくもりを
朝に目を背けても
記憶 手繰り寄せても
夢の中消える 誰かの手
深く沈み込んだ 眠りの世界
どこまで続く闇の果て
出口探しながら 凍える体
「たすけて」息もできない...オーバーチュア
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手 伸ばした先 倒れる身体
見る間に 赤く流れ出す命
初めて仲間 失った日に
思い馳せても 戻らない鼓動
御伽話の勇者ならば
奇跡も 自由自在に
操れるはずだろ
昔 夢に見てた剣掲げ
貫く度に 染まる暗い赤
明るい未来 手にするため...争いの日々
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デジャヴかき乱され 喉で詰まる呼吸
飲み下したところで 息苦しさ募るばかり
目蓋 閉ざしたまま浮かぶ 何時の記憶?
問いかけることすらも
咎められているかのような
目を開ければそこに 日常が広がるだけ
脈打つ違和感も さらり 溶け込んだ
手のひらにプリズム 巡り巡る 季節外れ
そこに在るはずの ここ...並行世界のメモリアへ
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目とじてもキラキラ、ギラギラ
極彩色 ダイヤモンド さよなら
ご機嫌いかが?
とめどなく 流れるデジタル広告
飾られてる 合成の子どもたち
踊れないの 眠れないの 上目遣いで
『可愛い!』『可愛い!』 カワイイ?
どうせ ニセモノでしょ パチモンでしょ
見てわからないの?
『可愛い!』 カワイイ?...ダイヤモンド・ダーウィン
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立つ鳥 跡濁さず
風の如く 消え去り
次の住処 目指せば
広がる虚空 美しさ
脇目ふらず 天を仰ぐ
しなやかな輪郭 幾重に連なって
誇らしげに 正しさだけ
無色の両翼に掲げた
立つ鳥 跡濁さず
泡の如く 消え去り...カロカガティア
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カラフル 解き放つライトが
君を 映し出して点滅してる
画面越しに観る景色
目にする度 ますます
眩しさ増している君だから
メッセージも送りづらくてさ
手と手重ね 約束した
あの日から時は流れ
気づけば離れた場所にいた
「必ず叶えよう!」...ユビキリハレーション
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そして届かないほど遠くまで
夢中で駆け抜けた
名前を呼ぶ声 掻き消すくらいに
前だけ見れば影が伸び
未来を 指し示す
僕にお似合いの 只暗い茨道
痛む足を擦り 走り続けた
深い暗闇に 視界は濁り
響く咆哮が 間近に迫る
今に現れて 獣の餌に…...荊棘の道
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熱い日差しを 背に受けて走る
後ろ姿まで追いつけるように
軽い足音 遠くに聞こえる
君の姿まで目に浮かぶサイン
振り向く君の笑う顔に
きらきら舞う汗
息を切らしてたどり着いた
君とふたり 夏の朝日浴びて
青く続く空の下を
どこまでも駆け抜けた...夏空と君色の魔法
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「嘘じゃないよ」 聞き飽きた台詞
またそうして 困った顔して
その両手で抱きしめながら
大事なこと 隠しているんでしょ?
その笑顔は本当?
その言葉は本当?
聞きたいことだらけ 不安だらけ
そのキスに溺れて
その香りに酔って
これが本当なのか わからないの...ダウトダウトガール
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動かない時計の針
12時を指したままで
ひび割れたガラスの中
そこにあるだけの飾り
役立たずなんて 僕も同じ
動けないまま 今日も
「正しさ」で溢れた 僕の過去が
「正しさ」で壊れた 僕を責める
間違いの理由をいくつ数え
悔やんでも時は戻らない...反転パラダイム
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目を凝らすと そこにあるのは高い山々
白くたなびく雲を 纏わせて佇む
若さに身を任せ 恐れることも知らずに
希望だけ携えて 登り始めた
思い出そうとしなくなった
あの頃 憧れた場所は
夢の中で輝いて 逃した景色を見せた
誰かと共に 手を握り合って
霧の狭間を 走り続けていた
見えない道も お構いなし...彷徨闊歩
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今はこのままで 君見つめたい
朝焼けの光を 背に浴びて
ふたりの世界
ぬくもりごと 分かち合って
あのね 今なら 素直な気持ち
いくらでも言えそう 魔法みたいに
君の寝顔を なぞりながら 微睡んでる
いつも意地張って 伝えられない
心の中 溢れそうなのに
あのね 言葉に できない気持ち...朝焼けのエリス
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綺麗に咲いた花の夢を見た
朝のニュースで思い出したよ
「見に行こう」 いつもの我儘
ため息ついて笑う君
しとしとと振る 銀色の雨が
しめやかに春景色 かたどる
ゆらゆらと揺れる蕾を見上げてた
濡れた手を取り合って
予報外れの雨に包まれて
咲いてもいない桜を見てた...春傘
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君が告げた言葉途切れて
眩しすぎる夕焼けが僕を灼く
赤く染まる頬に流れた涙
ただ見ていた
真っ赤な瞳が俯く瞬間
はっきり気づいた 二人の境界に
その身を翻して走る
君は遠く
黒く汚れてる僕の両手じゃ
届きやしない...赤と黒の境界
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晴れ渡る空と潮風の香り
彼らの旅立ちを祝う声
頼りなく揺れる船の上 ひとり
その手 大きく振り笑う人
明るい未来を 無邪気に信じて
高らかに笛が鳴る
晴れやかな顔で 新しい道へ
港を離れた
青いさざ波に運ばれ消えゆく
船の形すら見えなくなって...青い航海
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ずるい魔女と笑われたって 気にしない
夢の中で ふたりきり甘い恋したい ずっと
はじめて会ったときから
キラキラした微笑みに心が奪われた
私のこと 見てほしくて
恋の呪文を唱えた 乙女心
我慢できなかった
君の優しい声に甘える
幸せな時間から抜け出せる訳ない
君の気持ち 聞けるほどは 強くないの...魔女の初恋