タグ「自己解釈」のついた投稿作品一覧(5)
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「知ってる?鏡音さんの事なんだけどさ~・・・」
私の席の後ろから話し声が聞えてくる。
もうなんと思われてもいい。どうでもいいんだ。
私はノートに視線を落とす。
Equation+** 自己解釈 第一話
授業が終わると、皆は数人でグループを形成する。
私はどの輪にも入ら...Equation+** 自己解釈 第一話
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「おやすみなさい、パパ、ママ」
私は無理に作った笑顔で言った。
「おやすみ」
「おやすみなさい」
パパとママの声。バカみたい。ほんっと、大人はバカばっかり。嫌になっちゃう。
私は、背を向けて自分の部屋に歩き出した。ふと、ケータイが着信する。・・・メールだ。
「
今日決行だぞ。忘れてないよな。ミクの...自己解釈小説「ロミオとシンデレラ」1
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電車を降り、最寄りの駅に着く。
そのまま歩き、とあるアパートに入る。
「206」と書かれた扉の前で止まり、鍵を開ける。部屋の中に入り、テレビをつける。
「・・・私の歌が」
テレビの画面はニュースを流していた。私の歌が3週連続オリコン1位に入ったことを伝えていた。
私は無言でテレビを消した。
私は思い...自己解釈小説「鎖の少女」その3
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次の日。いつも通り7時に目を覚ます。ケータイを確認する。
メールがきていた。・・・プロデューサーからだ・・・
「ミクちゃん~おはよー(≧_≦)
今日は新曲のレコーディングの日だったよね♪いつものスタジオにきてね~
みんながミクちゃんの歌に期待してるんだからね。しっかりやってね~
...自己解釈小説「鎖の少女」その2
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「もう何もかも嫌になる前に・・・」
自室のベットによりかかり、弱々しい声でつぶやいた。
もう嫌だ。何もかも嫌だ。自分が生きていることが呪わしくなってくる。
私は初音ミク。職業は歌手だ。
私は純粋に歌が好きだった。しかし別に歌手にはなりたくなかった。
たまたま駅前で弾き語りをしているところをスカウトさ...(初投稿)自己解釈小説「鎖の少女」