作品一覧
その他
オンガク
祭囃子が響き渡る。 賑わいを見せる祭会場。 そこから少し離れた人通りのあまりない柳の木の下で、俺は辺りを見渡していた。 しかしなかなか待ち人は見つからない、何かあったのだろうか…。 ポケットから携帯を取り出し、通話ボタンを押そうとしたとき、自分の名前を呼ぶ声が聞こえる。 「那央ごめんっ!」 自分が見...
Summer Memoey