はじめまして。 隅っこで詩を書いています。 アドバイスや感想などありましたら、お気軽に。 更新頻度などは不定期ですが、よろしくお願いします。
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「Keep out」
イントロ
立ち入れない ここから先
ひとさし指は 拒絶のサイン
A
初めて来る町 白い顔した 誰でもない私
舌に乗せる名前は 苦く 軋む音を奏でた
すれ違うだけか 交わる線上か
どちらも意味を求めるのならば
記憶の彼方に潜りに行こう 沈ませに行こう...「Keep out」(仮)
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普通に歩いてるつもり
でもいつもつまづいてしまう
無様に顔からついて頭は真っ黒、心は真っ白
みんなの足音けたたましく鳴る
立ち止まってよ、立ち止まらないでよ
ゆっくり起きあがってみると子供のように泥まみれ
泣きたいなあ、でももう人前で拭えるのはこの泥だけ
生きていてもいいですか
許されるならここにい...まがいもの(仮)
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さくらを愛でる群衆 の中
ひとりうつむいて
散ってつとめをおえたもの
踏み荒らされて汚れてく
眺めるだけで流されて
区別もつかぬ花弁を
弔いもせず踏んでいく
真っ白だった悲しさも
こうしてなくなっていくの
私はさくらが嫌いだと...さくら(仮タイトル)
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さようならを 告げた時は 心の中では まだ手が離せない
足踏みをやめて今は すくんだ足元をみてる
どこに行こう 誰に出会おうか 何ができるのだろうか
笑いあい過ごした日々 距離を少しずつ埋めてく
お互いのリズムが心地よく よく耳をすましてた
乱れ始めた足並みが 同じ時を刻んでも
不協和音奏でるほど...「予感なんてない」(仮タイトル)
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色づいた 私の庭に咲きほこった 花を摘まないで愛でていた
蝶たちと笑って 歌う 意味のない言葉遊びをして
背が伸びて届いた 秘密をいたずらに 高い場所にしまった
今はもう遠い昔のよう いつの間にか 歌い方忘れた
綺麗な言葉たちだけ 可愛い花と笑みだけ
つめて空に向けて歌届けたかった
あのころの心は...[応募用] もう一度歌いたい [仮タイトル]
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綺麗な歌だけ歌えたら
美しい景色だけ映せたら
こんな想いは抱かずにすんでいたの
背が伸びて世界が広がった
秘密の場所にも手が届く
喜びに溢れてた
暖かい午後の昼下がり
怖いものなんて一つもなかったけど
待って行かないでその扉だけは開けないで
綺麗な歌だけ歌えたら...綺麗な歌だけ
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口笛吹いているからって ご機嫌なんかじゃない
ほら見慣れた街並みだって 今は他人の顔している
逆さまになった 散歩道で 楽しそうな振りをしている
次はどんなふうに 自分を誤魔化すの
ふるまえないなら せめて歌にすれば…?
※1必要とされたくて 笑顔を向けてほしくて
でもいつもちっとも 誰かのために生...「迷子は知らない」(仮タイトル)
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「悪夢」
浮上する意識 ぬるい空気
気だるい身体 いつもの天井
視界の隅の 窓辺 揺れる白いカーテン 赤いスカート
風にまかせ 髪が手首 撫でて 少女が笑う歌う悪夢(ゆめ)
「今日は貴方の番」「お迎えに上がったわ」
唇 黒い鎌のように弧を描く
「あなたがいなくても 世界は変わらない」
運命(さだ...悪夢