まほうびんの投稿作品一覧
-
なにげなくすごしてきた日々が
まるで夢の中のようで
それが今日 終わるなんて
信じること できなかった
窓のむこうのみなれた風景(けしき)
教室にならんだ机の列も
なにも変わりはしないのに
ぼくらだけ 変わっていく
証書を胸に抱いたとき
なにかに突き放された...さくら ひらひら なみだ はらはら
-
「ひとつだけ」 そう言って離れたあなたの指先は
軽やかに しなやかに 宙を舞う
羽根のように 蝶のように
「あなただけ」 そう言って別れたあの日のように
惹かれあう互いの魂が 辿り着く命の砂漠の果て
犯した罪のその数を 数えるその気もないくせに
「さあ踊りましょう」細いうで差し伸ばせば
あなたはま...偽りの夜
-
手紙を書いてみた 単身赴任の仮住まい
書き出しの文句から 頭かかえるダメな俺ゆるしてくれ
忙しい仕事の合間でも 少しは慣れた自炊の時でも
思い出すのは家族のこと おまえらの笑顔のこと
子供のころ思っていた立派な大人にはなれそうもないけど
大人ぶったガキどもになめられるわけには行かないぜ
(じゅうぶん...40(シジュウ)男のラブソング
-
あなたの手には剣と黄金があって
あなたの周りにはあなたのお好みの人形が居て
あなたの声は大地に響く
幸せな仮面の下で卑屈な笑みをする民の上に
ぼくには鎧もまして盾さえもなくて
ぼくはただひとりぼっち丘の上に立って
ぼくのつぶやきは誰にもとどかない
でもぼくの大切な人たちがここにいる
野に吹いた小さな...King of A Little Stupid Kingdom
-
A
凍った夜空を見上げて
きみを待つ公園のベンチ
星が見えるわけじゃないけど
ひとりきりじゃさみしくて
B
いまどこにいるの
なにをしてるの
はやく会いたいよ ...12時の鐘(ベル)が鳴っても
-
1)
滝のようにあふれだすこの情報
うずまいて落ちて砕け散る
喜びも悲しみも小刻みにされて
記憶のかなたに押し流される
つながっていたい ただそれだけだのに
他人(ひと)を世の中を否定することが
いつしか君のIDになる
目に見えるモノを得た僕たちは
目に見えない何を失ったのだろう...なんでもできる
-
La la la la ,Du da dan la
La la la la ,Du da dan la
La la la la ,Du da dan dan la
1)
ホントウにデきるの ←だとか
そういうのは カンケイないの
貴方から声かけといて 最初から
その目的(つもり)なんでしょ?...SI・GU・SA
-
変わらなければいけないと
時代(とき)の波がおしよせても
代われないものがあるのなら
どうか故郷を護り給り(まもりたぼり)
換えなければならないと
微笑み添えて寄られても
替えることさえ選べないなら
どうかうつぐみ護り給り
たーもしらねーらんないちゃーや (誰も知らない 内地の人が)
みたこともねー...島やいちまでぃん
-
やさしいきもちになれた夜は
あなたのことばをきっと
思いおこしている
かなしいときにもつらいときも
あなたのことばはきっと
勇気わけてくれる
愛するあなたのそのことばを
えがおとやすらぎにかえて
みんなにとどけよう...ことば
-
パパは おおきい
ぼくは ちいちゃい
泣いてるだけで
なにもできない
おおきな せかい
ちいちゃい ぼく
だけど おおきく
息をしてた
ママは やさしい
ぼくは わがまま...ちいちゃい ぼく
-
なにを見つめてたの 暗い部屋の中
疲れたココロ どうしようもなく
やり場さえ無い 憤りを抱えて
ひとりで斗ってる
私には何も わからない だけど
そんなあなたがいること 知ってるから
もしも もしも 振り向いてくれるなら
少しだけでもいいから
真実(ほんとう)の言葉を聴いて
カッコワルイあなたでも ...自由 (ハート)~あなたへ~
-
はなびら舞う校庭
手を振り続ける友達
目の前の青い空は
少し おおきすぎて
離れてしまっても忘れない
あなただけの特別な笑顔が 私の胸にある
雨の日にも 晴れの日にも
いつもそばにいるよ
こころの中のいつものとこ
きっとそばにいるよ...いつも・きっと -桜の季節に-
-
動かない指 解けない呪文
ため息の数だけ過ぎてく
退屈な時間だよ
はてない夢 届かない想い
予想通りの この切なさ
稚拙な願望
だけど 奇跡は訪れた
時間を越え 天使のように
僕の前に...それが何かを
-
浜辺のビークル 手のひらかざせば
水平線に大きな白い雲
昨日のウエザーリポート 曇りのち雨だったけど
空はきまぐれ ピーカンの青空
「遠くはなれていても 君のことだけは
忘れないよ いつだって・・・」
まるで あの日の あなたみたい
鳴らない電話と 眠れない夜と
まくら濡らし...PARAPANT GIRL
-
はるかにかすむ山々は 千年の刻(とき)をかぞえ
目覚めぬ王の悲しみを 深き谷に孕(はら)む
石の形にたとえられ 悠久の流れにさえ
変わらぬ想い抱きしめて 旅人は進む
伝えて 名も知らぬ 異国の人よ
とどけて あどけない あの娘(こ)の歌を
黄金(きん)の水に浮かぶ うたかたの姿に似て
咲くは...五星花 ~ウーシンファ~
-
アカネの空 星も囁きだす頃
今日もいっぱい遊んだね てのひらが砂だらけさ
あしたまでの ほんのすこしのさよなら
ボクが手を振る キミが笑った
じゃぁまた あしたあそぼ
今日という日は 二度とないけど
Ding Dong あしたもここで キミを待ってるよ
昨日見た夢 忘れてしまうボクだけど
キミはだい...ほしのうた