「もう、行き場がないわ。」
吐き出す言葉。胸から押し上げてくる、この恋の熱量。

灰色の空、色のないモノクロの喧騒。日差しは陰り、でも夕暮れは色を変えていく。
「あっ、世界が滲んでく。それでも好きでいられるかなんて・・・・・・わかってる!!けど、どうすればいいの?・・・・・どうしたら、どうすれば・・・。」
心のなかでそっとつぶやく。バカだな・・・・わたし。
始めましょう!!これは戦争!!嬉しそうな君を見るなんて・・・・!
「切なる恋。それは・・・・罪。見せてあげるわ!!私の想いを!!」

大声で叫んでみた、メガホンは壊れていたの。
どれだけ、背伸びしたって・・・・きみの視界には入らない。
「嗚呼、いつの間にか晴れた空。全然似合わない。」
気持ちが抑えられなくてどうしたら?どうすれば?つぶやく・・・・・。

「泣いてなんか、ないんだからね。
                大好き。」
 
でも、流れてしまう涙。
戦うのよ!!ハートを撃て!!
「手段なんて選んでられない!!」
スカートひらりみせつけるの。
君の視線を奪ってみせるの。

「迎撃用意!
 戦況は未だ不利なのです。」
恋は盲目。
     君の口づけで目が覚めるの。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

恋は戦争

恋は戦争を気が向いたので聞いたら、はまった。
歌詞を物語風に改造したので、多少異なったりします。
許してね?

閲覧数:136

投稿日:2010/11/03 19:24:56

文字数:519文字

カテゴリ:小説

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