おとぎ話のような ハッピーエンドなんてない
心の中で呟きながら 道さえない道を歩いてきた
後ろを振り返ったって ろくなものは見えない
ただそこにあるのは なぎ倒された雑草ばかり

小さな頃に親が言った
「信じて進めば道は開(ひら)ける」って言葉
信じて歩いてきたけど それは見えそうも無い
ただ目の前には 自分より高い草が広がるばかり

でも僕は それでも前へ進んでく
僕が刻んだ足跡は 必ず残るものだから
たとえその先に 結局何も無かったとしても
命尽きるその時に きっとハッピーエンドと思えるから


おとぎ話のように 魔法使いなんていない
心の中で言い聞かせながら ろくでもない世界を生きてきた
周りを見渡したって ろくな人はいやしない
ただそこにいるのは みな何もない凡人ばかり

小さい頃に信じていた
「いい子にしてれば必ず会える」って夢を
心に思ってきたけど それはいそうにもない
ただこの世界には 自分と変わらないやつが群がるばかり

でも僕は それでも前に進んでく
僕が出会った人たちは 必ず思い出になるから
たとえこの先に 結局凡人しかいなくても
命尽きるその時に きっと良い思い出と思えるから


おとぎ話はおとぎ話と 心で思いながらも
その奥底ではずっと 必ずあると思いながら
僕らは生きていくんだろう


でも僕は それでも前へ進んでく
たとえその先に 結局何も無かったとしても
命尽きるその時に きっとハッピーエンドと思えるから
たとえこの先に 結局凡人しかいなくても
命尽きるその時に きっと良い思い出と思えるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

御伽噺 ~おとぎばなし~

以前投稿していたものの改訂版となります。
もしよろしければ曲をいただけたら嬉しいです。

閲覧数:262

投稿日:2010/03/02 19:59:52

文字数:671文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました