百鬼夜行
ちょっとざわついた
百鬼夜行に紛れ込んだ
何気ない日々が遠ざかる
銀幕に雷鳴 鳴り渡らせ
ちらつくネオンが
街の名残を謳っている
いつしか酸いも甘いも
取り違えバーテンダー
嵐の跡に 置き去りのがらくた
絡繰仕掛けの城
静かに燃える思いを携えて
明日に巡るまで
咲き乱れば 花曇り
きっとそれは偶然だった
限りなく半透明
翳せば消えてゆく
弾け渡る フラッシュライト
眩さ目を塞いでいた
終わらない夜の中で
歪な歌を
世界に響かせたら
またいつか
ずっと嘘ついた
それさえも本当のような
おとぎの物語に迷い込む
トリックでやぶれかぶれ
待ってタイムフライヤー
時間さえ巻き戻したいや
手放してまた悔やんでは
後に祀られるだけ
ガラスに映る 瞳の奥底で
絶えず流るメロドラマ
数多に積もる 愛憎抱えたら
水面に一雫
感情迷路 狂いだす
きっとそれでいいと思った
飛んでいける太陽系
果てまで鳴り響け
咲き乱れた 花霞
夢に紛う一閃なんか
君しか描けないだろう
明日に ひとつ
明かりを灯せるなら
逢えるかな
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