過ぎゆく時を眺めて
目を閉じた
最後の空が青ければいいな
曇り空見上げて
ぽつり、呟いた

どうしようもなくて
諦めと慰めを探した
夜に彷徨いながら歌ったんだ
別れの歌を

声は届いたかな
僕たちはもう少し歩こう
きっと歩ききった先で
みんな待ってるさ

重たい日々に浮かんで
目を閉じた
最後の夜が明るいといいな
雨に流れる窓に
ぽつり、呟いた

鳴き方を忘れて
囀る為に開いた口で
歌を ああ 呑み込んでしまったんだ
雫の歌を

声が届いたなら
この雨もきっと晴れるさ
きらり流れ出した星は
きっときれいだから
きっときれいだから
泣けるくらいに…
その時また君を思い出すよ
さよなら
また今度だね
最期の姿は見てないからさ
僕らの中には今も元気な君しかいないんだ
今も元気な君が窓の外を見ているの

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  • 非営利目的に限ります
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今も元気な君が

ばあちゃんの忘れんぼの続き。

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投稿日:2020/11/02 17:37:04

文字数:351文字

カテゴリ:歌詞

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