ツクシ

心一つ幼子のままで
身体だけは立派になったよね
そして今も捨てきれなくて
駄々こねりゃ地団駄です


壊したいのはこんな退屈で
だけど月並み以下は嫌なので
「変わらない」と
「変われない」を
何処かで勘違えてく




いつかは僕も
誰かの僕だって
直隠すのに慣れるから
諦め上手に生きるから




創られた時間の真ん中で
時が忙しなく
間を刻むなら
ほら、我に返れ
足枷と相容れ
乗り遅れたパスを飲み込め


だけど今日も何か零してく
言い訳がましく
押し殺した本当がある
『損得なんて考えない』
また意味もない嘘を繰り返す




馬鹿でいいよ
自虐でいいよ
誰かの為の
僕じゃなきゃ嫌だよ


試されてんだ
些細でも僕が
期待していた僕を


『１・２の３じゃ死は近い』
なら、一度きりを
尽くせるのかな？


『今だけは主役を張らせて』
と、壊れたままで
相も変わらず....




創られた自信の真ん中で
不満が粗相が
肩を落としたら
あの、我に返った
足枷と相容った
あんな自分さえ許して進める


だから今日も1つ零していい？
1000より尊い1を大切にしていい？
『損得なんてもういらない』
積み上げた後悔と
心からの本音を


歌わせて....


謳わせて....