もう逃げられない


どれほど声を荒げても どれほど助けを望んでも
外から聞こえはしないんだ
ここは外から拒絶された世界
僕はそこの真ん中にいる


もう逃げられない


窓越しに見る外の町並み
日に日に変わる季節の折り目
密かに恋した花売りの少女
伝える間も無く死んでいった


夢はまだ終わらない


「いつか覚めるその日まで」
そっと呟き狭まる視界
ああ 夢の中は広い
僕はそこに一人いる


夢はまだ終わらないんだ

覚める事の無い悲しい夢

永遠に覚める事の無い

まだ抗うか少年よ


「おやすみ」



夢はまだ始まったばかり




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

孤独な○○

自縛霊・・・的な?


-・・・とある部屋で死んだ霊は逃げられずそこに留まり、
そこの部屋はみんな気味悪がって誰も入ってこない。
おまけに封印され外にも出れない。
一人でただ窓の外を見て、ふと目に留まった花売りの少女に恋して
何十年も経ち、その少女は死んだ。
朽ちない自分に嫌気が差し、もう眠る事に。

後の人間に身を任せ。
いつか自分を癒してくれる人間が来ることを信じて・・・・-


ただただ眠るんです。何年も。

「少年」とか「僕」とかは変更してもいいです。
時代背景が自由に決められるように作った・・・はず・・・です。
不都合があれば変更してもいいです。

閲覧数:109

投稿日:2008/08/09 20:27:07

文字数:276文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました