貴方がくれたイヤリング
失ったものを探してたら
ふと耳から消えた重さ
片耳に残るあどけなさ
一体どこへ行ったのか
開放感と切なさが入り交じり
私を揺らがせる
残ったイヤリングを見て思うのは
いつもあなたのことばかり

失ってから気づく
ひとつでは存在価値を見いだせないこと
ただのゴミと同化してしまうこと
片耳に残る光が眩しくて
壊してしまいたくて

一人じゃなにも出来ない
心にも体にも穴だらけで
他に代わりを探したって
同じものなど見つからないと
わかってる わかってるのに
諦めきれずにいるのは
隠したい私だ

貴方がくれた思い出も
今となってはただの抜け殻
ふと心に残る光
今は見えないフリを続けてる
空いた穴を塞ぐように
ピアスを付けたって
また思い出してしまうだけ


あの日 あの時
揺れる想いと揺れたイヤリング
信じたくない事実から目をそらして
嫌なことは全部
見えないふり 知らないふり
そんなんじゃ 消えないよ


一人じゃなにも出来ない
心にも体にも穴だらけで
他に代わりを探したって
同じものなど見つからないと
わかってる わかってるのに
諦めきれずにいるのは__

ただ光るイヤリングは
見てて嫌気が差してきた
もううんざりだ
自分にも
そして全てに別れを告げよう
置いてかれたイヤリングは私と似ていた気がした

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タイトル未明

作曲してくださる方がいたらぜひ

閲覧数:38

投稿日:2019/12/01 09:17:16

文字数:569文字

カテゴリ:歌詞

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