あの日の遠い記憶
途切れない波の音が
もう、ずっとずっと、離れない

出会えたこの絆を
自然と明日に繋げ
ただ笑い合ってた、あの日々も

笑い合い、泣き、叫び、
すべての感情を2人で
途切れない波紋のように
重ね合い、ぶつけ合い

もう何気ない会話や仕草で
お互いの心の中さえも
分かりあえた、いつでも
ただ君だけが僕の理解者だと

小さな希望や大きな夢まで
語り合っていた
『この先ずっと一緒にいる』
ことは当たり前だと、
ただお互い信じていた


夕焼け　光る海の
途切れない波の音を
そう、ずっとずっと覚えていると

心地よい沈黙とか
繋いだ手のぬくもり
でも吐いた憂いは忘れてる

戻れない
輝いていたあの日
気付いた公園
笑顔で手を振り合った
痛みは隠して

もう君無しじゃいられないほどに
ただまた会えることだけ信じ
それでもこの心はもう
満たされないのだろう、悟って

初めてお互いの心隠して
それが分かるから余計辛くて
もう二度と会えないかもしれない君に
最初で最後の隠し事


もう夢見ることあきらめていた
ただ君が隣にいる未来も守れなくて
それでもまだ
【過去】にはしたくないと嘆いて

あの日僕だけに手をのばした君
それが２人別れる合図だと諦めた
忘れない
夕陽に輝く波と君の涙を


もう君が隣にいなくなって
見ないようにしてた君にまた
【会いたい】と思えるようになるまで
どれくらいかかっただろう

あの日未来を信じ、今を捨てた
2人の道はまだ重ならない
いつかまた会えたときに夢叶うよう
ただ信じて前へと