錠剤も血も溶けて白く透き通るその手首
君は捨てられた恋人たちの手紙みたいだった

天使さま、清潔なまま
ミロのヴィーナスの腕みたいに攫っていく
コンドームもない夜の果て
トロレッテは痛くつめたい魔法の中へと

今夜、死体と歌うそのためのこのスコア
ノートに針刺して
「これが愛情」
そう刷り込んでいく

くり抜いた目が宝石の煌めきで
命なんてこんな軽い
まだ息のある首に口づけを
君の中を犯罪でいっぱいにしてあげよう

歌う言葉、君が選んで
ラヴェルのような美しいメロディー奏で
体温は写真の中に埋葬され
Non,non、君は花になった

Mのために

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

フローレン

『フローレン』の歌詞です。

閲覧数:51

投稿日:2020/09/02 08:08:49

文字数:275文字

カテゴリ:歌詞

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