地図を見ている目印を見つける
目的地を定めて近づく遠ざかる
辿り着くのは近づくことで
彷徨い歩くのは遠ざかること

山だってそう海の底だって同じ
平面でも立体でもどこかが地点
行き先が決まるのは良いことで
あやふやなのは良くないこと

人の想いに目的地はあるのかな
ずっと探し求めていた場所って
悩んで苦労して辿り着いても
僕はそこで笑っていられるのかな


星を見ている星座を見つける
結んで繋いで想いを馳せていく
描き出すのは紡ぎ出すことで
そこまでの距離は果てしない

原子だってそう電子だって同じ
大きくても小さくても基準点だ
目標が見えるのは良いことで
霞がかかるのは良くないこと

人の気持ちに大きさはあるのかな
ロケットで星へ顕微鏡で塵へ
どこにも行けずに立ち尽くしても
僕はそこで笑ってて良いのかな


例えば何かを描きたいときに
誰かの何かを参考にしたときに
それに似せるか似せないかって
基準値が決まるのが怖いんだ

きっとそうやって僕はいつだって
どこにも行けないことを選んでいる
頭の中では何もかも自由と思っても
結局は何かに縛られ振り回されて

何もかも知らない故の自由なら
生まれる全てが新しい自由かな?
僕の中だけで世界が終わるのなら
それでも良いやって思っちゃうね


それでもきっと誰かが見てる
あの星からだって僕のことを
手を振った僕の姿が見えるかい?
百億年後に返事をするよ


光の速さでさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

百億年後に返事をする

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投稿日:2021/08/02 22:24:06

文字数:615文字

カテゴリ:歌詞

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