祭りの後の　星の光
若木の下の　翠（すい）の瞳
不意の出会いは　永久の迷い
二つ音を　合わせ踊る



響く鈴音　重なる声
爪弾く（つまびく）糸は　懐かしい
割れた世界に　消える太陽
心はどこか　思い出す

瞳に焼きつく　翠（すい）の旅人
溢れる心は　止まることなく　

愛を下さい　
夢を下さい
君を下さい
全て下さい

小さな波止場の街角で
今日も一人で　踊り歩く
聞こえてこない　君の声に
いつまでも鈴を鳴らす

祈る言葉は知らなくても　
望む言葉は歌になる
流れ流れては　巡りあう
物語　紡ぐように



捧げた足は　踊り狂う
傷つく心　わからない
許されなくて　孤独の中
温もりくれる　薫る風

行くあても知らぬ　風が運んだ
歌声合わせて　鈴音鳴らせ

愛を下さい　
夢を下さい
君を下さい
全部下さい

大きな広場の真ん中で
木靴を抱いて立ちすくむ
星が照らした石畳の
冷たさに凍りついた

祈る言葉は届かずとも
望む言葉は木霊する
心融かした　風よ運べ
物語　紡ぐように


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■ひらがな歌詞■


まつりのあとの　ほしのひかり
わかぎのしたの　すいのひとみ
ふいのであいわ　とわのまよい
ふたつのおとを　あわせおどる

ひびくすずおと　かさなるこえ
つまぎくいとわ　なつかしい
われたせかいに　きえるたいよう
こころわどこか　おもいだす

ひとみにやきつく　すいのたびびと
あふれるこころわ　とまることなく

あいをください
ゆめをください
きみをください
すべてください

ちいさなはとばのまちかどで
きょうもひとりでおどりあるく
きみのこえわ　きこえなくても
いつまでも　すずをならす

いのることばわ　しらなくても
のぞむことばわ　うたになる
ながれながれて　めぐりであう
ものがたり　つむぐように


ささげたあしわ　おどりくるう
きずつくこころ　わからない
ゆるされなくて　こどくのなか
ぬくもりくれる　かおるかぜ

ゆくあてもしらぬ　かぜがはこんだ
うたごえあわせて　すずおとならせ

あいをください
ゆめをください
きみをください
ぜんぶください

おおきなひろばのまんなかで
きぐつをだいて　たちすくむ
ほしがてらした　いしだたみの
つめたさに　こおりついた

いのることばわ　とどかずとも
のぞむことばわ　こだまする
こころとかした　かぜよはこべ
ものがたり　つむぐように

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