開け放したドアの向こうに
揺れるかすかな気配が
色づいた風になり
僕の頬を撫ぜた
君の瞳も
声も
言葉も
はっきりと覚えているのに
思い出す度に
弱気になる
メランコリー
ゆっくりと流れる雲が
視界の端で語りかける
きっと行く場所はもう
決まっているんだ
君が描いた放物線が
僕の胸に月の輪を描いた
気づかないふりはしないでよ
この傷を塞ぐのは君だけなんだ
君だけなんだ
夜の闇も朝の光も
僕を切なくさせた
昨日と明日を天秤にかけている
君の瞳も
声も
言葉も
失うのがただ怖いんだ
君を想うほどに
弱気になる
メランコリー
ゆっくりと流れる雲が
視界の端で語りかける
きっと行く場所はもう
決まっているんだ
君が描いた放物線が
僕の胸に月の輪を刻んだ
気づかないふりはさせないよ
この傷を塞ぐのは君だけなんだ
君だけなんだ
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