解説を4回に渡って行なってきましたが……今回で最後です。今回は、いろいろあったんですけどまあ名前の由来とか小ネタを中心に。
・名前の由来
リレー小説のタイトルどうしよっかな~って思ってふとwikipediaを見ていたら、世界シリーズというものを見つけまして。そのタイトルを用いて、なら『僕と彼女の不思議な日常』ってのはどうだろう! ってなったわけです。
・時系列
簡単に言いますと以下のとおり。
world 1
僕と彼女の不思議な日常
↓
僕と彼女の不思議な校内探検 僕と彼女の不思議な一日【番外編】
L_________合流__________」
↓
僕と彼女の不思議な世界
↓
僕と彼女の不思議な日常最終話_分裂___
↓ ↓world 4
恋と雨と幼馴染・魔女と学校七不思議 私と彼の不思議な日常
↓ ↓world 5
準備中 Quest V
……めんどくさいでしょう?
・イメージソングみたいな。
ものがあります。天野月子さんの箱庭~ミニチュアガーデン~という歌。こんな感じの話にしたかったなーと思って書き続けたらあれれー? なんだかおかしいぞー? みたいな感じに……。
いい歌なんで是非聞いてみてください。探せばあるかも。
……という話を長々と連ねておりましたが、長かった解説もここまでです。
ぶっちゃけ僕がここまで解説した小説ってなくて、それほど思い入れがある作品だと言うことを分かっていただけると嬉しいです。結構はっちゃけてたけどね。世界編とか特に。
本作はいわゆるメタフィクションとして執筆しました。簡単に言えば、「自分たちの世界が書き手によって創られた創作世界だった」ことを気付かせ、カミサマを否定し、人間という存在が素晴らしいものであることを主人公に再認識させる……と言った位置づけでしょうか。だからこそ、神威に語り手を演じさせたのです。
また時系列ではあのような形となっていますが、実際は弱音ハクによる連作短編である設定をになっております。つまり、あの時系列は『弱音ハクが執筆した日常シリーズ』の時系列ということになります。
話を読んでいただいた方にはわかると思いますが、これには裏の設定が最後にひとつだけ存在します。明確なテーマでもあり、どんなに物語を端折ってもそこだけはちゃんと執筆しました。
……けど、わからない人はわからないままで結構です。きっと、これは書き手側に回らなければわからないものだと思います。
最後に、このシリーズをお読みいただきありがとうございました。
僕と彼女の不思議な日常 解説4
小ネタ・テーマ編。
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想