寄せる波がおだやかな
秋の海キラキラと
ひとりの影にまぶしい
語りあう人がいないと

風がふいて足あとを
かき消すのサラサラと
心の傷もおなじよう
ふき消してくれたいいのに

つぶやいているのは
いつか好きだった歌
ふいにでてくるのは
今も忘れられないせい

暮れなずむ海の匂い
胸の奥に染みてくる
なにも変わらない海が
嫌なくらい冷たくて

寄せる波を見おくれば
滲みだすユラユラと
あのとき泣けなかったのに
なぜだろう今頃になって

つぶやいているのは
忘れられない歌
ふいにふりむいたら
そっと笑いかけてほしい

暮れなずむ空の光
息もできず見つめてる
あのときと同じなのに
きれいなほど悲しくて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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海風の中で

秋の人気ない海辺でたたずむミクさんをイメージ。

閲覧数:213

投稿日:2013/01/05 16:42:04

文字数:302文字

カテゴリ:歌詞

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