【歌詞】
A①
親指の先に 空き缶を置いて
しゃがんで 目を閉じれば
さあゲームの始まりだ
暗闇数える 耳をそばたてる
足音 聞き逃さず
そうゲームは続いてく
B①
線香花火 金魚すくい
呼んだけれど 呼んだんだけれど
(Ah)
S①
もういいかい あなたの声は届くはずもなく
まだだよ 乾いた夏がそう応えた
もういいかい わたしの声は届くはずもなく
まだだよ 乾いた缶を蹴る音がする
A②
空から一滴 雨が降ってくる
そういやずいぶん前
夏祭りもあめでした
空き缶を探し 縦に置き並べ
隅っこ 蹴っ飛ばした
手に握る炭酸ビン
B②
一緒に飲んだ ラムネの瓶
叫んだけど 叫んだんだけど
(Ah)
S②
もういいかい 差し伸べられた声にしがみつき
まだだよ しがみついては離れていく
ねえ神様 お願いだからお願いだからね
わたしの わたしの生命あげてください
C
缶蹴りは終わり ホタルが下った
ほのかな灯りが ラムネを照らした
わたしは思った 目が醒めるのなら
「夏祭りにまた いきたいんです」
缶蹴りは終わり ホタルが下った
ほのかな灯りが ラムネを照らした
わたしは思った 目が醒めるのなら
「夏祭りにまた いきたいんです」
S③
もういいかい 目を覚ます僕の側には何も
もういいよ 乾いた夏がそう応えた
もういいかい ラムネの瓶を握りしめたまま
缶を蹴る 感情こめた一蹴り響く
なあ神様 なんでこんな仕打ち聞いてないよ
夏の朝 綿飴みたいな雲でした
ねえ神様 夏の合間だけでもいいのです
そうして 夢のままに夏を越えていく
【参考ひらがな】
A①
おやゆびのさきに あきかんをおいて(8-8)
しゃがんで めをとじれば(4-6)
さあげーむのはじまりだ(11)
くらやみかぞえる みみをそばたてる(8-8)
あしおと ききのがさず(4-6)
そうげーむはつづいてく(11)
B①
せんこうはなび きんぎょすくい(7-6)
よんだけれど よんだんだけれど(6-8)
S①
もういいかい あなたのこえはとどくはずもなく(6-15)
まだだよ かわいたなつがそうこたえた(4-13)
もういいかい わたしのこえはとどくはずもなく(6-15)
まだだよ かわいたかんをけるおとがする(4-14)
A②
そらからいってき あめがふってくる(8-8)
そういや ずいぶんまえ(4-6)
なつまつりもあめでした(11)
あきかんをさがし たてにおきならべ(8-8)
すみっこ けっとばした(4-6)
てににぎるたんさんびん(11)
B②
いっしょにのんだ らむねのびん(7-6)
さけんだけど さけんだんだけど(6-8)
S②
もういいかい さしのべられたこえにしがみつき(6-15)
まだだよ しがみついてははなれていく(4-13)
ねえかみさま おねがいだからおねがいだからね(6-15)
わたしの わたしのいのちあげてください(4-14)
C
かんけりはおわり ほたるがくだった(8-8)
ほのかなあかりが らむねをてらした(8-8)
わたしはおもった めがさめるのなら(8-8)
なつまつりにまた いきたいんです(8-7)
かんけりはおわり ほたるがくだった(8-8)
ほのかなあかりが らむねをてらした(8-8)
わたしはおもった めがさめるのなら(8-8)
なつまつりにまた いきたいんです(8-7)
S③
もういいかい めをさますぼくのそばにはなにも(6-15)
もういいよ かわいたなつがそうこたえた(5-13)
もういいかい らむねのびんをにぎりしめたまま(6-15)
かんをける かんじょうこめたひとけりひびく(5-14)
なあかみさま なんでこんなしうちきいてないよ(6-15)
なつのあさ わたあめみたいなくもでした(4-13)
ねえかみさま なつのあいまだけでもいいのです(6-15)
そうして ゆめのままになつをこえていく(4-14)
【落】夏祭り、缶蹴り。
【説明文】
タイトル:夏祭り、缶蹴り。
jooziさんのGUMIオリジナル曲に応募するための歌詞とタイトル。
https://piapro.jp/t/tPlS
※書き直し&ひらがな数修正したもの。
無意識となった彼と、回復を願う彼女のストーリー仕立ての歌詞です。
A①では彼が夢の中で缶蹴りをしている。
B②では彼女の視点。思い出の夏祭り。
S①、思いは届かない。
A②で彼は缶蹴りから醒めつつある。
A②での炭酸ビン、B②でのラムネ瓶は夏祭りの思い出の品。
S②でやや思いが重なる。彼女が願いCで叶うも、彼女は旅立つ。
S③は彼の視点。
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