この景色は いつまでも終わらない祭りだった
異常なくらい賑やかで やかましく鳴り響くホワイトノイズ
秩序も道徳もなくて 狂っている

声を出そうとしたら どうやって声を出すのか分からなくて
そう思った瞬間 とても苦しくなった

私がどうしたいとか どうありたいとか
そんなの考えるってことが 面倒くさくて
ただ 見えてくるものが 目まぐるしく変わっていく


この景色は いつまでも終わらない祭りだった
私の身体はふわふわと 虚空に浮いている実体のない何か
喧騒と轟音の世界に 溶けていく

ここから逃げようと思ったら どうやって逃げていいのか分からなくて
そう思った瞬間 血の海が見えた

私がどうしたいとか どうありたいとか
そんなの考えるってことが バカらしくて
ただ 見えているものが 唐突に真っ暗になる


自分にとって 大切なものがかつてあったと思うけど
とっくのとうに それを失っていると思う
私の身体ごと 内側からなくなってしまったんだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Deep Place

おそらく人生初めての作詞です。
自分が作曲する前提で詩を作りましたが、もう少し日本語を流暢に扱えるようになりたいと思いました。。
詩の内容については三善晃作曲の吹奏楽のための「深層の祭」に触発されています。

閲覧数:135

投稿日:2020/06/04 14:24:14

文字数:428文字

カテゴリ:歌詞

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