はるか先あの海の向こう側に
世界の果てに流れ辿り着くまでに
朽ち果てた古い船のようにはかなく
築いたものを失う日々のその先に
描いた未来じゃなくても
悔やんだ過去ばかりでも
明日は来る
尖らせすぎた矛先向けて
誰かや自分傷つける日は捨てて
この胸に
その夢に
あの場所に
灯りは消えない
つまずきながら歩いた日
春も夏も秋も冬も
ひとつひとつ拾い上げて紡いでゆこう
敗れ去った日の苦い記憶たちと
崩れ去っていった積み上げてきたプライド
愛してきた人何人通り過ぎただろう
必死に手にしたもの
どれだけ手放してきただろう
懺悔ばかりの日記つけるよりも
真新しいページを鮮やかに彩ろう
過ちとかは消せないけれど
明日の君に罪はひとつとしてないから
そっと胸に
もっと先に
きっと本当に
笑える日が来るから
今は涙止まらなくても
傷はいつか消えてゆくから
朝が来たら窓を開けて
光浴びよう
あの鳥たちは落ちない
その船も沈まないで進み続ける
目覚める時は新しい日付だから
素敵な記念日にだってできるから
暗い闇は終わりが来るけど
君の旅は続いてゆくから
どうか君に
届くように
どうかこの声
届く日が来ますように
忘れないで
そうこれまで
聞こえた声 繋いだ手
ぬくもりだけ 感じていて
それだけでいい
いつまでも
この胸に
その夢に
あの場所に
灯りは消せるわけがない
転びながら拾う宝物
朝も夜も明日もその先までも
ひとつひとつ叶えていこう
すべて書き込もう
今この胸に...
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