冷たい雨 雑音の中 君の名を呼んだ
この世界をただ留めておけたらいいのに
忘れたいとか強がってばかりいるけれど
気がつけばまた君のことばかり考えて
曇り空また不安定になる傘も無い
足早に過ぎ去っていく時間の流れに
緩やかに頬を流れる涙の向こうで
手を振っている君は今どんな顔でいるの?
晴れ渡る空の下輝いてた日々は今掻き消されて
壊れそうに溢れ出した伝わらない雨
あの言葉が今胸に突き刺さり痛いよ
情けないよね手紙とか書いてしまうけど
足りなくてまだ足りなくて想い募らせる
最後にはまた止まるペンやがて震えだす
裏腹にすれ違うのは望んでいないのに
どうしてあの時素直に振り向けなかった?
指先光る誓い弧を描き落ちて消えた
凍えそうに冷たい寂しさの罰を受け入れたくない
君がいない肩を濡らす静かに呟く「・・・」
雨の中でもう届きはしないだろうけど
君が最後の人でありますように祈る それでいい
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