ちぃさな花が。
おおきな おおきな空の下で咲いてました。

いちりんのお花。
気がつけば周りに、たくさんのお花が咲いてた。
おおきなお空が 見えなくなってしまうほどに。

泣いて 鳴いて。
応えるかのように お空から大粒の雨。
冷たいはずなのに暖かくて お花は揺れた。

だけど ほかのお花も同じだった。
なかには乱暴者もいた。

凪いで 薙いで。
応えるかのように 風が力を貸して。
暖かいはずなのに痛くて お花は千切れた。

ちぃさな花が。
おおきな おおきな空の下で咲いてました。

嵐が通り過ぎた後には
千切れた花の亡骸…

それでも空はあり続ける。
それでも花はまた芽吹く。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

たかが花。されど花。
一見可愛い、いじらしい表現の中で。
あらゆる手を使って生き延びようとするさまが伝われば・・・と。

閲覧数:60

投稿日:2009/09/14 18:14:08

文字数:292文字

カテゴリ:歌詞

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