応募用歌詞。
下記に読みを記載しています。

「mixed color」
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曖昧 意味を持たぬ明日に
この瞳が見ているモノは何色

上書き続けていく未来は
その数の分だけ 色を変えて

継ぎ足していく
場凌ぎの嘘で
やり過ごす度
濁り続ける雫

黒く染まる真実(こたえ)を
また塗り潰しては
責めるように笑う
息を止めてしまえば
辿り着く 苦しみ全て
戻れない白に


どうにもならないことはつまり
誰かがどうにかしているだけで

決めることさえ
せずに嘆くような
真似だけをして
周りの色に混ざる

酷く楽な思考の
海に溺れては
どこまでも流され
溶けて消えてしまえば
感じる ことさえもなく
飽和する痛み

「返して」と
囁く声
『今更過ぎる』と
嘲る声に
抗うことすら
「でも」

黒く染まる世界に
塗り潰しては見つける
私なりの色を


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あいまい いみをもたぬあしたに
このめがみているものはなにいろ

うわがきつづけていくみらいは
そのがずのぶんだけ いろをかえて

つぎたしていく
ばしのぎのうそで
やりすごすたび
にごりつづけるしずく

くろくそまるこたえを
またぬりつぶしては
せめるようにわらう
いきをとめてしまえば
たどりつく くるしみすべて
もどれないしろに


どうにもならないことはつまり
だれかがどうにかしているだけで

きめることさえ
せずになげくよな
まねだけをして
まわりのいろにまざる

ひどくらくなしこうの
うみにおぼれては
どこまでもながされ
とけてきえてしまえば
かんじることさえもなく
ほうわするいたみ

「かえして」と
ささやくこえ
『いまさらすぎる』と
あざけるこえに
あらがうことすら
「でも」

くろくそまるせかいに
ぬりつぶしてはみつける
わたしなりのいろを


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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

mixed color

mixed color = 「混合色」

混じって濁った色に不安を覚える気持ちを綴りました。
言わずもがな、いろんな色を混ぜると黒になります。
生きているうちに良い意味でも悪い意味でも
様々な色に染められていきます。
そんなとき、「私の色は何色なのかな」
「黒く染まってはいないかな」と感じました。
この歌詞の最後で明確な真実(こたえ)は
出していませんが
(そもそも私自身が見いだしてはいないのですが)
探し続けるうちに、その片鱗が見えてくればいいなと。
そういう諸々の思考の結果、完成した歌詞になります。

20120212

閲覧数:229

投稿日:2012/02/12 19:02:46

文字数:883文字

カテゴリ:歌詞

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