艶やかな部屋の 片隅に  金魚蜂
踊りまわるその姿、まるで 囚われ人。

だけどその内に 愛しい人一人
ガラスの向こうで蒼い瞳が 揺らぐ。

水の中 歌えない 唄がない ください。
この檻は 例えるなら そうだよ 金魚蜂。
あなたがくれた 唄を歌う、あなたが嬉々してる姿が見たい。

彼岸花に聳え立つ 赤く咲く私・・・。



小さく静かな波が ゆれる金魚蜂に
日が差し込んだ それはあなたの異変を 現した。

毒を吐き 歪みだす その辛い面 こちらに向け
私の背中のような 白い手だして 歌った。

あなたの 目の中で 私が 泳ぐ。
この壁は 例えるなら そうだね 金魚蜂。
ガラスの向こう 口を開いて、あなたは歌う・・・。


ーあの祭りの日の 出会いは、今も檻の外でも忘れないよ。

唄を聴く 届いてくる あなたの想い。
泣いてあげる だからすくって 私の涙をとって。

私も今、浮かんでいく 檻の外に飛び立つ。
この壁を壊し あなたに会いに行く・・・。


この距離を 例えるなら、
赤い金魚蜂・・・
小さい私・・・。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

金魚蜂【凛】

金魚の気持ち(?)で
悲しい系のつもりです。
【凛】と描いて【リン】です。
曲和風の募集中です!!

閲覧数:128

投稿日:2009/02/14 13:02:10

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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