きらきら光って こぼれる君の笑顔
僕らの世界も少しずつ色づいていく
花火のようにきれいに

空を眺める君を横目に 触れ合いそうな肩にどきどきしてる
生温い風 揺れる前髪 淡い浴衣は僕のためかな?なんて
もどかしい二人の距離にじりじりと
焦るこんな気持ち 君は知らないだろうな

きらきら光って消えてく花のように
今日の僕たちも消えてしまうのかな
遠ざかる人の足音と笑い声
微かな余韻を残して終わりを告げる夜

二人で歩く帰り道


「家まで送る」と下手な口実 時間をかせぐために わざと遠回り

ぽつりぽつりと続かない会話 不意の沈黙
気まずさにうつむいた目の先に映るデコボコの影
重なることのない右と左の肩
近づきたくて揺れる影と心臓
近づけないまま もうすぐ君の家に着く


好きになったきっかけは至って単純で だけどいつの間にか膨らんでいたこの思い


きらきら光って消えてく花のように
今日の僕たちも消えてしまうのかな
遠ざかる君の足音にはっとして 大きな勇気を振り絞り手を伸ばす
振り向いた君は少し照れくさそうに僕の手を握り返しそっとはにかむ
きらきら光って こぼれる君の笑顔
僕らの世界も少しずつ色づいていく
花火のようにきれいに


夏の匂いと風を感じて
そして一人で歩く帰り道

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

帰り道【応募用】

BiRD(s)様の楽曲への応募作品。

花火大会からの帰り道を描いたつもりが、少女漫画な帰り道になってしまいました。


近づきたくて、近づけなくて。
触れたくて、触れられなくて。
もどかしくてじれったい二人を感じて頂ければ幸い。

視点は男の子。

閲覧数:178

投稿日:2011/07/08 21:25:13

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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