遠く遠く
どこまでも遠い夢に
いつの日か出会うため
僕達は走り出す
風が吹いた丘の向こう
見た事の無い景色に
心惹かれて胸が高鳴る
幼い日の思い出
不安や迷いを知らない
小さな頃の僕は
あふれそうな願い抱えて
走り続ける 明日へ
誰もが理想の未来に
憧れていたはずなんだ
強く願う 僕達のこの思いは
その全てが叶うとは限らないけど
遠く遠く
どこまでも遠い空に
投げ付けたその覚悟は
輝ける星になる
風が導いた明日の向こう
見覚えのある苦難に
心震えて足がすくみ
逃げ出したくなるけど
誰もが試練の先へと
たどり着きたいはずなんだ
熱く燃やす 眠っていた感情が
踏み出したその足に力を与える
遠く遠く
どこまでも遠い空に
手を伸ばし掲げた誓い
全力で守り抜く
風が向かう 朝焼け空の彼方に
僕達が探してた夢があふれた
遠く遠く
どこまでも遠く見えた
この空を越えた先で
運命が動き出す
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6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
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飛弥タ息
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