そして 扉が 閉じる
あたしは 狭いこの部屋で
また ひとりね 残響 拡散
耳障りだねもう 何もいらないの

「アイシテル」の声だとか
触れる 指も 唇も 全部 空に 闇に
溶けていく気がして

抱きしめる両腕で
余計に苦しくなる
ふたりの呼吸重なる

あなたが全てを決めた瞬間の
鋭い視線が刺さる【ことばより】
言葉より速く、深くに
あと少しだけこの瞬間を
閉じ込めてたいの
朝が来なくても いいわ ああ

 
夜が 空気を 冷やす
あたしは 暗いこの部屋で
まだ 煙草の 煙と 最後に
くれた温もりが 消えるの待ってる

騙せてたつもりなの?
笑っちゃうわ、嘘つき
それでも いいと思ってた

あなたが笑顔(かめん)を捨てた瞬間の
瞳に心乱れる【もえるように】
焦げ付いて痛い、痛いよ
もう少しだけこの瞬間に
焼かれていたいの
全て燃え尽きて いいわ


目を閉じ 耳を塞いで ひとり
なぞってみる 見えない傷
消えないといいな
あなたは もう この まま
この部屋に 戻らないこと
わかってるけど 鍵をかけずにいる
何もかもが 止まってる
そんな気がして
呼吸さえ 煩わしい


あなたが最後を決めた瞬間の
鋭い視線が刺さる【あなただけ】
誰よりもそばにいたのに
知らない振りしてたあたしたち
嘲笑うように
朝日が刺し込む 白く ああ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

瞬間(仮)応募用

歌詞募集に応募しました。
http://piapro.jp/content/nn1pd3z1nr333nr7

今日締め切りだったとは!って急いで仕上げて投稿。
もし、もしも採用されたらいくらでも手直しします><

【 】はコーラス、( )は読みかたです。
今回「好き」を言わずにどれだけまだ好きか、を表現しようと思いました。



2人過ごした部屋、まだあなたの匂いが残るこの部屋で
最後のぬくもりが消えるのを待ってる。
このまま時間が止まってしまえばいいのに。

閲覧数:144

投稿日:2010/02/22 23:33:11

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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