影が伸びる 一人歩いて
夕暮れの神社前 君が やってくるんだ
彷徨い疲れてた 街を眺めて
少しだけ冷たい風と 寄り添っていた

君と出会った日のことを 忘れられなくて
醜いと笑われていた サビ色を
綺麗だねと言ってくれた その日から
嬉しくて 楽しくて たまらなく恋をした

君にさよなら伝えたくて
何度も 何度も 名前を呼んだ
優しそうに笑う そのたび胸が
苦しくて 病気みたいだよ

だいすき ありがとう さよなら
君には 届いて いますか?


雨が止んで 晴れ間が差して
そんな日に二人で歩く 君を見かけた

いつまでも続くわけない そんなの分かってた
君が生きている世界は 素晴らしいよ
生まれ変われたらいつかは なんて夢
描いてた 馬鹿みたい 隣にいれればいいの

君の幸せ願うだけの
小さな 小さな 恋をしていた
泣いていたあの日に かけたおまじない
きっと全部うまくいくから

大きく 叫んだ 想いは
君には 届かない 言葉だ


君が最後に吐いた嘘に
気付いた 見上げた 空が綺麗だ 嗚呼

君にさよなら伝えたくて
何度も 何度も 名前を呼んだ
呆れたように笑う 困った顔が
誰かと見えなくなっていく

だいすき ありがとう さよなら
君には 届いて いますか?
何度も 何度も 叫ぶよ
君には 届かない 言葉で

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サビ色の恋

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投稿日:2020/11/21 19:59:00

文字数:565文字

カテゴリ:歌詞

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