馬と鹿に謝って
詞曲・Δ(でるた)
幼い頃から感じてた この両眼への圧迫感
眼鏡を買って貰って色づいた世界は綺麗以上に怖かった
あの木の緑は小さい葉っぱの寄せ集めだと知った
それくらいで良かったはずなのに勝手に流れ込んで来んだ
体が大きくなるにつれ 抱いてた恐怖は嫌悪感に変わって
綺麗なもの探してここまで歩いてきた、けど
自分が自分である以上 この気持ちの悪さは拭えないんだ
きっと 簡単なことだった
どこまで行ったって僕らはただの動物の群れだ
解った振りして自分だけは違うって思ってる僕は馬や鹿だ
どうせ抗えないまま 死なないために息をまた
吸って吐いて老いて死んでくんだ
くだらないこの幼稚な抵抗も塵になって
メーデー、
間違ってるって言うんだろう
ああ、パパ、ママ
許してよなんて言わないよ
ほんとに分かんないことばっか 伸びてく街頭の影
辿って歩く 空っぽのまま
おかしいのは僕だった この歌詞も全部全部戯言だ
って事にしとこうか 透過した憧景
変わってく君がいちばん怖いんだ
「残さないと勿体無いと思った」?ねえ、あんたらに限ってさ
世界の敵だろう僕らは 少しもそう思わないの
死んでも続いてく罪 自覚して否認 繰り返してきた人類賛歌
そう僕もあんたも同じさ、同様に無価値だ なあ兄弟
歌って 掻いて 吐いて 泣いて 吠えてたって
たった数十年 気付いたら
オーバー、
ああ、パパ、ママ
許してよなんて言わないよ
ほんとに分かんないことばっか
変わった ふりのままどうか
分かった、君は そのままでいいよ
フラッタばっか 綺麗な世界だろう
本当に向いてないだけなんだ
馬と鹿に謝って 歌詞・inst音源
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2024/08/25 01:29:26