『金木犀のバラッド』

シナリオのない無声映画、例えるなら、そんな所か
モノクロの画面右へ左と玉乗りピエロは行く当てもない

無邪気な思いで期待しちまってる夜に
待ち受けてるのは泥に浸かる落とし穴ばかり

あぁ、苦虫潰したような笑顔、奈落の底に楽園の扉がある、夢を見る

〈サビ歌詞〉

五臓六腑にバーボンが沁みる
薄紫へ変わる空に星ひとつ
願い事、届く様に見上げてる
人もまばらなアーケード、突き出た先の廃工場で
ブルースを口ずさむ、一人言吐くように
くすぐったい様な香りが満ちる
金木犀の花のようだ
オレンジの小さな花は慎ましく儚げで
それを肴にバーボンはすすむ
ひとりぼっちのハロウィンの夜

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

金木犀のバラッド

『金木犀のバラッド』の歌詞です。
 作詞・作曲/紫舞部

閲覧数:191

投稿日:2024/01/27 01:26:59

文字数:298文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました