遠くに見えた 君の声がきらめいて
裸足でかけた麦わら帽子
遠くに消えた 君の声がしたんだ
フラッシュバック 夏が落ちて溶け出した
形もない名前もない見たことない物語でも
ずっと頭の中エンドロール 走り出す
置いてきた夏探して 夕立の中も夢の痕も
赤を溶かしたアスファルト
残されたメモ指差した
雨の音塗りつぶして トワイライト 絵空事と
瞼(まぶた)に焼き付いた影が
アザミの華に揺れ
怖いくらい晴れた空の向こう影がゆらめいた
雨の匂い 霞んだ君の色
君と繋いだ 消えないとき ないものねだりでも
ずっと記憶の中 刹那に煌めくヒカリ
夢の痕 声探して 寄せては返す痛みだけが
青を落とした写真には いつか描いた未来(みち)
心音が掻き消された 声も消えた幻だけが
胸に刻まれた記憶 君の匂いがした
長い夢から覚めない もう何も届かない
愛してるよ 寂しさが哭いた
置いてきた夏探して 夕立の中も夢の痕も
赤を溶かしたアスファルト
残されたメモ指差した
雨の音塗りつぶして トワイライト 絵空事と
瞼(まぶた)に焼き付いた影が
アザミの華に揺れ
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