1A
狭霧煙る窓辺に 甘く香る木犀
風に耳を澄ませば 鳥の歌が聞こえる
1B
彷徨える者はみな 仄光る道しるべ
誘われ夢の中 永遠の安らぎを得る
1サビ
ひとつふたつ数えて 手折る千草白菊
朝露の消えぬ間に 届けてよあのひとの
髪に飾ろう

2A
月が滲む波間に 夜の帳が降りて
絶え間なく打ち寄せる 潮騒のトゥイラージュ
2B
いつまでも呼び掛ける 答えのない夜空に
どこまで追いかけても 叶わないこの願い
2サビ
ひとつふたつ数えて 愛でる千草白菊
過ぎ去りし日々紡ぐ 忘れ得ぬあのひとの
祈り抱いて 想い抱いて 星に還ろう

(ひらがな)
1A
さぎりけむるまどべに あまくかおるもくせい
かぜにみみをすませば とりのうたがきこえる
1B
さまよえるものわみな ほのひかるみちしるべ
いざなわれゆめのなか とわのやすらぎをえる
1サビ
ひとつふたつかぞえて たおるちぐさしらぎく
あさつゆのきえぬまに とどけてよあのひとの
かみにかざろう

2A
つきがにじむなみまに よるのとばりがおりて
たえまなくうちよせる しおさいのトゥイラージュ
2B
いつまでもよびかける こたえのないよぞらに
どこまでおいかけても かなわないこのねがい
2サビ
ひとつふたつかぞえて めでるちぐさしらぎく
すぎさりしひびつむぐ わすれえぬあのひとの
いのりだいて おもいだいて ほしにかえろう

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トゥイラージュ

malkaさんに採用していただけました\(^-^)/
ケルティックな自然豊かでおおらかな曲に合う歌詞を、と思い頑張ってみましたが、なぜか弔いの歌になってしまいました。
※「トゥイラージュ」とは、ブルターニュ伝統の歌唱スタイルにおいて2人の歌い手が交代のときに歌が途切れないよう2人で重ねて歌う技法、のことらしいです。「すき間なく敷き詰める」という意味でトゥイラージュ(tuilage)と呼ばれるのだそうです。他のサイトからの受け売りですみません。間違いがあればご連絡ください。

詞の中では生者と死者が交代で登場しています。私の脳内では波の音が絶え間なく響いていたので、このタイトルにしました。

閲覧数:411

投稿日:2021/10/14 12:05:34

文字数:589文字

カテゴリ:歌詞

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  • malka

    malka

    使わせてもらいました

    使わせて頂きました。

    2021/10/14 11:38:19

    • りるね

      りるね

      採用いただきありがとうございます!どこか懐かしい、温かみのある歌声がすてきです。

      2021/10/14 12:02:39

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