解説2つめです。
今回はサラっと『僕と彼女の不思議な校内探検』と『僕と彼女の不思議な世界』についてです。
ほんとうはこれは僕だけで書こうと思いましたが、もともと考えていたプロットから鑑みるに絶対に完結させられないと思いリレー小説にしました。
これは第二部でもあり、“if”ストーリーでもあります。
即ち、『もし、「~日常」の世界にルカがいたらどうなるか』『こんなキャラがいたらどうなるか』という感じです。
なので登場キャラも日常の数倍!
恐ろしいですね。覚えきれません。
まず第一話~第五話にあたる“第一章”相当分。
これはタイムループさせることにより神威たちがまた異空間へといったことを示しています。
グミさんには大いに活躍してもらってます。
彼女の役目はさしずめ神威を守る役目でしょう。
神威は知らないでしょうが彼女にとって神威は大切な存在なのです。
これは後ほど。
第六話から二回目の十月二十八日が始まります。
展開も何もそのまんまですが、カイト(今回の悪役。だけど純粋に“悪”かといわれればそうでもない)が出てルカを誘拐したり、神の歯車にもちょこっと語られたり。
ちなみに神の歯車っていうのは神の双六の強化版で、一つの歯車に様々な人間(歯車で表されます)を噛み合わせ、カミサマの思うがままに世界を操る術です。
神のすごろくと違うのは、スゴロクは遊戯性がありますが、歯車は機械性がある。即ち『カミサマが楽しめない』しくみなんです。
これはカミサマ=カイトにとってもこうせざるを得なかったのです。
『World Order』――神の箱庭へと入る唯一の手段、そしてそれは秩序そのものを指します。
ですが、これはただのサイコロです。
実は、もともと描く予定だったストーリーでは異なる設定で描いていました。
ですが、これ以上進めると収拾がつかないであろうと思いまして、こうなったのです。
世界編はもう走りきるだけでした。
54話の連載終了用にあったプロットを使い、あのような感じになりました。
リンレンもハクも、みんないます。そして――リリーも。
彼女、リリーだけが世界でも特殊な人間で、この状況を造りあげた張本人でもある。
彼女はとある理由からこの世界を作り上げ、研究材料としたんです。
それに関すること、そして僕が書きたかったけどあまりのボリュームから書けなかったプロットなどは次にさせていただきます。
僕と彼女の不思議な日常 解説2
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